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Sat.

社説【パレスチナ情勢 ハマスの動向が気になる】

【前書き】
 私が現在読んでいる国内社説の内、1社を除いてパレスチナ情勢を取り上げていました。残りの1社とは・・・今年に入って極左路線を突き進む東京新聞だけが流れに反していたとしても、大半の社説が世界情勢という視点を重視して記事が掲載されることは私にとって役立つことですね。今回は、パレスチナ情勢について「これだけは言わせて!!」。
ハマス

【今回のテーマ】
・(産経新聞)
【パレスチナ評議会選挙で、イスラム原理主義組織ハマスが圧勝、予想を超える過半数(七十六議席、57%)の議席を獲得したことは、国際社会に衝撃を与えた】

【ハマスとは?】
・(世界日報)
【ハマスは八七年の発足以来、「武力によるパレスチナ解放」と「イスラエルの破壊」を旗印に武装闘争を展開してきた。オスロ合意(パレスチナ暫定自治合意)に反対し九六年の評議会選も他の過激組織とともにボイコットした。】
・(読売新聞)
【ハマスは、憲章にイスラエル殲滅(せんめつ)を掲げ、武装闘争路線を堅持してきた。反イスラエル闘争が再発、激化した2000年秋以降には、自爆テロを含む数々の武力攻撃を実行し、多数のイスラエル市民を犠牲にしてきた。】

【パレスチナ情勢】
・(中国新聞)
【パレスチナでは、二〇〇三年四月、紛争の解決に向け、米国、ロシア、欧州連合(EU)、国連の四者がパレスチナ新和平案(ロードマップ)を提示。同年六月、米国、イスラエル、パレスチナ自治政府の三首脳が、パレスチナ暫定国家の樹立を目指し、三段階に分けた和平案に合意している。その柱の一つに、「パレスチナ側の過激派組織の解体」が含まれていた。】
 ↓
・(中国新聞)
【一九九六年以来、十年ぶり二度目となるパレスチナ評議会(定数一三二)選挙が投開票された】
 ↓
・(読売新聞)
【選挙前、イスラエルのオルメルト首相代理とパレスチナ自治政府のアッバス議長はともに、和平プロセス再開へ強い意欲を見せていた】
 ↓
・(産経新聞)
【これまでの与党、パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハも、もとはテロ集団だった。政治の主導権を取ることで国際社会から認知され、和平交渉に応じた。】
 ↓
・(朝日新聞)
ノーベル平和賞を受けたアラファト氏がテロリストと扱われた時期もあった】
 ↓
・(日経新聞)
【ハマスの地滑り的な勝利はパレスチナの民意が、長年パレスチナを指導してきたファタハから離れたことを意味する。パレスチナが新しい時代に入ったと認識すべきだろう。】
 ↓
・(中国新聞)
【選挙結果の背景には、与党ファタハに対する有権者の根強い批判がある。ファタハ政権は対イスラエル交渉を十年以上続けてきても、住民の暮らしは疲弊したまま。政権の腐敗や汚職も目立っていたという。】
 ↓
・(読売新聞)
【世論調査によると、パレスチナ住民の多数が、イスラエルとの和平進展を望んでいる。同じ人々がハマスに投票したのは皮肉だが、ハマスとしても、こうした声を無視するわけにはいくまい。】
 ↓
(日経新聞)
【(ハマス)最高幹部のハニヤ氏は選挙後「アッバス議長とは意見の相違はあるが、相互に尊重したい」と述べ、イスラエルとの平和共存路線をとるファタハとの協調も示した】

【イスラエル側の動き】
・(毎日新聞)
【シャロン・イスラエル首相は右派政党リクードを飛び出し、新党「カディマ」をつくった。領土的妥協を拒むリクードの「大イスラエル主義」のしがらみに縛られていては和平を推進できない、という判断からだろう。首相は病に倒れたとはいえ、3月の総選挙に向けて新党の支持率は高い。】
・(日経新聞)
【イスラエルのオルメルト首相代行は、現状のハマスとは和平交渉をしない方針を表明した】
・(世界日報)
【シャロン首相のガザ撤退を非難してきた右派リクードのネタニヤフ党首は「一方的な撤退政策がハマスを利することになった。…イスラエルが逃げれば、ハマスが勢いづくことがこれで明らかになった」とカディマを強く非難した。】
・(世界日報)
【三月にはイスラエル総選挙が実施される。カディマに対して劣勢に立たされているリクードが、ハマス大勝を背景に巻き返しを図ることになろう。リクード政権が誕生すれば、情勢がいっそう複雑化するのは避けられない。】

【世界の動き】
・(産経新聞)
【日米欧など国際社会からの多額の経済援助は、パレスチナ自治政府予算の相当部分を占めてきたが、日米欧はテロ組織相手に援助はできない】
・(世界日報)
【新中東和平案ロードマップをまとめた国連、欧州連合(EU)、米、ロシアの四者は選挙結果を受けた電話協議で、ハマスに武装解除とイスラエルの存在の承認を求めることで一致した。三十日には、ロンドンでパレスチナ情勢をめぐり協議する。】

【各紙の見解】
・(産経新聞)
【今回のハマスの圧勝は、テロ抑制を目指すはずの民主化がテロ組織の勝利を招いたという点で逆説的であり、民主化も「両刃の剣」であることを示した】
・(世界日報)
【単独過半数という結果により、イスラエル、国際社会に衝撃が走った。しかし、ハマス自身も予想外の勝利に戸惑っていよう。第二党という立場で、自治政府に影響力を行使しつつ、従来の武装闘争も維持するという選択肢をハマスは狙っていたとみられているからである。】

【最後の一言!!】
・(中国新聞)
【和平交渉のボールは今、ハマスの側にある】


【後書き】
 前書きでも述べた通り、私には非常に関心があることなので複数の引用になりました。もし、興味がある方は下記に過去のエントリーを貼り付けていますので参考にして下さい。今回のパレスチナ選挙に関する社説は、中国新聞が読みやすかったですね。後は、日経新聞、世界日報、そして産経新聞でしょうか。普通は一つ読めば十分なんでしょうけど、私はもっと追究したいと思っているだけです。

 私がパレスチナ和平という言葉を使わないのは、平和の定義が私の感覚と掛け離れている気がするからです。民主化という言葉からは、世界的に見た一般的な平和という印象がある。しかし、今回の選挙結果はテロ集団ハマスがパレスチナ第一党となり、和平交渉は後退するのでは?という懸念が付きまといます。読売新聞が述べているように平和を望んでいるはずのパレスチナ市民がハマスに一票投じたのは皮肉に見えてしまう。ファタハ政権の腐敗や汚職により、期待感の反転がハマス支持を生んだというも確かです。それだけパレスチナ情勢は困窮している。疑問があるのはハマスは、米国などからテロ組織に指定されていながら、一方で病院や福祉施設の運営などを行ってきたこと。つまり、長い中東戦争の背景でもあった宗教という垣根を取り払わない限りは、あくまで排他的な平和なのではないかと感じてしまいます。

 自分さえ良ければそれでいいのか?と問いたくなりますが、結局は殺し合いまで行き着いている現状からしても愚問の域・・・。朝日新聞が述べているようにアラファト氏は、ノーベル平和賞を受賞している。単調な見解ですが、あんた達が悪いんでしょ!!って言いたくなる。シャロン氏も散々火付け役を担っていながら、現在入院しているものの和平交渉を進めてきたという印象が強い。結局は、戦況の中でふと気付いたんじゃないでしょうか?これはおかしいって。世界日報の見解が正しくて、ハマス自身がサプライズだったとしたら、過去と未来を切り離して政権を担うことができるのか試されている。ブッシュ発言も幾つかありましたが、「ハマス=テロ集団」と言うことが余計に話をややこしくしている気がします。背景には貧困層の支持を得るような福祉活動を行ってきたという事実も見逃せない。手を差し伸べる想いやりがあるなら、イスラエルとの無用な対立は避けるべきです。

 アチェ和平がスマトラ沖地震で急展開したように、平和とは人間の許容の問題なのかもしれない。国境で区別されている国と国ですが、ひとたび共通の危機感(価値観)を持てば呪文が解けたようにそれまでの意志(対立)が変わる。私は戦争とは、未だに人の心のなかで続いているって思うんですよね。結局は、小競り合い(ケンカ)の延長線上にあるわけで、相手を理解する許容を持たずにエゴだけでぶつかるから関係が和むことはない。何かと棚上げ論的に問題が摩り替えられますが、結局なところ自身の言動に気付いていないことが一番の問題なんですよ。

 精神論で解決できるほど単純でもないので、最後にイスラエルの動きにも注目したいです。パレスチナはファタハからハマスへ政権が動きまいしたが、イスラエルも和平交渉を進めるカディマの影に強硬路線を進めてきたリクードがある。もともとリクード出身のシャロン氏が中道政党のカディマをつくったわけで、シャロン氏が倒れた今、カディマの平和路線を維持できるのかが3月末の総選挙にかかっている。現時点でオルメルト首相代行によるカディマの支持率は高いことから、イスラエル側は平和路線を主張していることになる。さて、ハマスは選挙結果をどう受け止めるのか?ハマスのイスラム原理主義という肩書きが、想像通りの強硬姿勢を持続させるならパレスチナ情勢は更に混沌とするでしょう。これからも追い続けていきたいです。

 P.S.
 パレスチナ情勢の根底にあるのはユダヤ人とアラブ人(パレスチナ人)の宗教観闘争だと思っています。その過程で行われたシオニズム運動はユダヤ人によるユダヤ国家の建国だった。ユダヤ人と言えば迫害という印象が強いのですが、ユダヤ人の背景に何があったのか?という疑問を時間をつくって調べてみたいです。


【参考資料】
読売新聞
 2006年1月28日社説【パレスチナ選挙 和平の構図を変えたハマス圧勝】
朝日新聞
 2006年1月28日社説【ハマス圧勝 テロと決別する時だ】
産経新聞
 2006年1月28日主張【ハマス圧勝 武闘を捨て政治で責任を】
毎日新聞
 2006年1月28日社説【中東新情勢を和平につなげ】
中国新聞
 2006年1月28日社説【ハマス圧勝 転換できるか強硬路線】
世界日報
 2006年1月28日社説【パレスチナ選挙 まずは武装闘争の放棄を】



【関連エントリー】
社説【パレスチナ情勢 争わずに解決する道】
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Comments

# そうですねえ……
コメントありがとうございます。

 え~~、最初からこんな事を言うと嫌われてしまうかもしれませんが、あえて言わせて頂きます。
 この問題を宗教戦争ととらえないで下さい。
 以前はマスコミもさかんに宗教戦争と取りあえげましたが、最近は言いませんよね?
 というのも、イスラエル建国まで、そこにはユダヤ人も住んでいたし、パレスチナ人も住んでいました。
 2,000年間殺し合ってきた、というのは違うんですね。
 そもそも、イスラム教とキリスト教はユダヤ教を母体としていて、特に末弟に当たるイスラムは兄弟を大切にせよ、と教えているんです。

 問題が難しくなったのは、イスラエル建国からです。
 イスラエル建国はそもそもは、ユダヤ・パレスチナ国家の樹立であって、ユダヤ人だけのためじゃなった。
 ですが、あまりに多くのユダヤ人が入植し、パレスチナ人が住処を追われたのが事の発端なのです。
 では、ユダヤ人は一方的な迫害者と言えるでしょうか。
 私はそうは思わないんです。
 というのも、イスラエル建国に先立って、イギリスにテロ攻撃を敢行して、命がけで独立を勝ち取ったというのも事実ですし、建国直後のぜい弱なイスラエルに武力侵攻したアラブ人を命がけで追い払ったのもユダヤ人だからです。
 イスラエル建国は平坦な道のりではなく、血まみれの苦闘から勝ち得た独立であり、それは世界史を見ればとても尊いものだとも言えるんですね。
 自由と独立は常に血を代償にしか得られないし、そうして得た自由と独立を否定することは難しいと思うんですよ。

 また、ヨーロッパの中東から北アフリカにいたる地域での植民地政策と重ね合わせると、より重層的に見えてくると思います。

 理念が戦争を起こす、と一般には考えられがちですが、戦争の歴史をひもとくと、戦争は内的な圧力とバランスから生じる事が圧倒的に多いんです。
 この問題も、そうした側面から見る方が事実に近づけると私は思います。
 宗教を取り上げるのを否定はしませんが、まず宗教ありきの見方をして欲しくないんです。
 そうすると、そこから進まなくなってしまいがちですからね。
by: kyouji | 2006/01/31 18:12 | URL [編集] | page top↑
# こんばんは。
kyoujiさま☆

 嫌う理由などはありません。分からないなりにエントリーしていると、非常識なことも書いてしまう。寧ろ、こうしてコメントいただけることで新発見があります。

 「宗教間闘争」や「ユダヤ人=迫害」というのは、私の無知の範囲内の話。そこで終わらせてしまったら、本当に無知のままですからね。時間があれば調べたいという段階でした。このコメントは、参考にさせてもらいます。ありがとうございます。
by: 無名 | 2006/01/31 22:51 | URL [編集] | page top↑

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