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Thu.

社説【アスベスト新法 安全は取り戻せるのか?】

【前書き】
 BSEや鳥インフルエンザなど自然界から健康被害を及ぼすものばかりではないです。今回は、アスベストについて「これだけは言わせて!!」。


補正予算

【今回のテーマ】
【「石綿健康被害救済法」などアスベスト対策の関連法案が、衆院を通過した。3日に参院で可決・成立し、今年度内に施行される見通しだ。】

【アスベストとは?】
【石綿は耐久性、耐熱性に優れ、建材などに広く使用され、日本は世界最大の輸入国だった】
【建材にアスベストが多用された60~70年代に建てられたビルや住宅、学校など公共施設が建て替えの時期を迎えている。解体時の飛散を防がなければならない。だが、解体作業をすべて監視することは困難だ。】

【人体への影響】
【民間団体の関西労働者安全センターの調査によると、石綿が原因の肺がんと合わせた死者は、1999年には1941人だった。それが、2003年に2634人へ増え、この5年間だけで1万1451人に上っている。工場だけでなく、建設、港湾現場などで働いていた人も含まれている。中皮腫は、有効な治療法がなく、今後40年間に死者は10万人に達する、と予測している研究もある。】

【日本政府の対応】
【国際労働機関(ILO)と世界保健機関(WHO)がアスベストの発がん性を指摘したのは、1972年だ。今回の検証によると、政府もこの当時、危険性を認識していた。旧労働省は、粉じんを発生しやすい石綿の吹きつけ作業や、有害性の高い青石綿の使用を禁止するなど、対策は取ってきた。しかし、アスベストの使用や製造を、一部の例外を除き全面禁止としたのは平成16年10月のことだ。】

【各地の対策】
【深刻度を増すアスベスト(石綿)対策のため、府県レベルで飛散防止の規制を強める条例を作る動きが広がっている。大阪、京都、石川、福井、和歌山、徳島、鳥取の7府県が、条例案を府県議会に提出した。大阪府は、条例のほかに、(平成17年)10月から約3万人を対象に無料の健康診断を行う。】
【各府県の条例案では、すべての建物に網をかける。福井県は、無届けや作業基準違反に懲役1年以下などの罰則を設ける。アスベスト使用施設の台帳を作り、災害発生時に住民や関係機関に情報を提供する。大阪府は、作業中のほか、その前後の濃度測定や、作業工程を明記した表示板の設置を義務づける。それぞれに工夫した内容だが、工事費がかさむため、悪質業者による規制逃れが心配される。】

【救済の財源】
【労災が適用されない従業員家族や住民の被害を救済するための財源として、約260万社に上るすべての労災保険適用事業所から、労働保険料に上乗せする形で「一般拠出金」を集める。全企業に負担を求める“奉加帳方式”だ。】
【拠出金の負担額は、従業員10人規模なら年間数千円と試算されている】
【アスベストとのかかわりが明らかな企業からは、アスベスト使用量などに応じて「特別拠出金」も徴収する】

【最後に一言!!】
負担の規模や基準など、細部の議論はこれからだ


【後書き】
 私がアスベストという言葉を知ったのは、ちょうど7ヶ月前の7月1日社説でした。アスベスト新法の成立が約半年で行われようとしていますがさすが!!と思うには程遠い。とりあえず形だけでも・・・と見えてしまう。それまでアスベストの危険を積極的に使用・製造禁止しなかった政府の責任逃れを感じてしまいます。

 アスベストの怖いところは、潜伏期間が10年から40年と非常に長いこと。今後、アスベストが多用された建物の解体が進めば、知らぬ間にアスベスト被害に遭う住民も出てくるかもしれない。飛散防止を義務付けている石綿障害予防規定では、解体業者を罰則することしかできない。アスベスト使用の有無が私たち一般住民も一目で分かるとは思えないし、建物の解体発注者がアスベスト使用を隠蔽した場合はどうなるのか?見付からなければ良いという考えで更に人災を広げるような事態は避けてほしい。

 実際に身近にアスベスト使用の建物があったんです。それも私は、その建物に住んでいた。せめてもの救いは、住民が頻繁に出入りする場所ではなかったくらいで、もしかしたら、もしかするかも・・・。ただ、未だに平気で住んでいる人がいるわけで、みんな知ってて住んでいるのか?疑問ですね。BSE、鳥インフルエンザなどでも目にはっきり見えるものなら防ぎようもあるんですが、正確には発症するまで分からないというから知りませんでしたで済む話でもない。最近の事件を含めて安全や安心という言葉が気休め程度の価値に成り下がっている気がします。どうなるニッポン!!

 最新の記事を見ていきます。

【アスベスト法案衆院通過 給付金申請、年度内にも受け付け】(産経新聞 2月1日)
 給付額は政令で定め、現在治療中の患者には医療費の自己負担分と月十万円の療養手当、被害者遺族には特別遺族弔慰金二百八十万円と葬祭料二十万円の計三百万円が支払われる。

 法案には労災で認められている通院費や子供の就学援護費などが盛り込まれなかったため、労災と比較して給付金額に大きな差があるとして、患者や遺族らからは修正を求める声があがっている。

 また、国の対策の遅れで被害が拡大したとして、国家賠償請求訴訟を起こす動きもある。

補償

 比較すれば分かる通り、補償額には差があります。周辺に住んでいたというだけで被害に遭ったことを、どう金銭的に処理すべきかというのも難しい判断です。補正予算に盛り込んだり、関連企業から徴収する前に政府の責任は結局謝罪だけで済まされるのでしょうか。謝罪と言っても、政府が「関係省庁の連携は必ずしも十分ではなく、反省の余地がある」と結論づけたに過ぎません。

【アスベスト被害、孫請け作業員が大手ゼネコン損賠提訴】(読売新聞 2月1日)
 大手ゼネコン・鹿島建設(本社・東京)や竹中工務店(同・大阪)の孫請け作業を約30年間続けて石綿肺を発症したとして、大阪市淀川区の森本秀邦さん(68)が1日、両社に慰謝料など3300万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 森本さんは64年ごろから、少なくとも両社の計37か所の建設現場で働いた。ビルなどの内装工事のため、はりや柱に吹き付けられたアスベストを含む耐火材を削り落とす必要があり、現場は常に粉じんが舞い散る状況。97年には石綿肺などと診断され、労災認定された。

 訴訟問題に発展するのは当然の流れです。しかし、寿命や健康は換金できない時点で、どういう結果でも納得できないでしょう。

【米USGのアスベスト訴訟、約40億ドルで和解】(ロイター 1月31日)
 米建築資材のUSGコープは30日、現在および将来のすべてのアスベスト訴訟に対して、総額約40億ドルの和解パッケージで合意したと発表した。これを受け同社株は一時10年超ぶりの高値まで急伸した。

 さすが・・・日本とは桁が違いますね。

【「ビフォーアフター」アスベストで終止符】(日刊スポーツ 1月28日)
 アスベスト問題が、人気番組を直撃した。アスベストは古い家に使われるケースが多い。同番組は視聴者から依頼を受け、古くて使い勝手の悪い家などを「匠(たくみ)」と呼ばれる一線の建築設計士が大胆にリフォームする。昨年、アスベスト関連法が施行され、家の解体にはアスベストの調査・分析に時間がかかるようになった。1つの物件につき、依頼から調査、解体、リフォーム、完成までにそれまで3~4カ月だったのが、施行後はプラス2カ月の半年近くかかるようになったという。

 こんなところにもアスベスト被害が直撃してました。耐震偽装の件もあるし、家を建てる、建て替えるにも何を信用すればいいのかという住民側の危機感が必要になっています。その点、テレビ番組で特集されるともなれば、少々値が張っても不正はできないでしょう。この番組見てると本当にリフォーム前後の違いが明白でビックリさせられます。私もお金があったら、家に天窓や吹き抜けとか欲しいなぁ。


【参考資料】
読売新聞
 2005年7月1日社説【アスベスト被害 情報公開と実態把握が先決だ】
 2005年7月21日社説【アスベスト 救済と拡大防止の対策を急げ】
 2005年8月27日社説【アスベスト 行政の責任を避けた政府検証】
 2005年9月29日社説【アスベスト条例 政府も対応を急がなければ】
 2006年2月1日社説【アスベスト新法 迅速救済のうえ全容把握を急げ】
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01:51 | 政治 | comments (4) | trackbacks (1) | edit | page top↑

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社説【情報開示 「安全」と「安心」を区別できる認識を持ちたい】 | top | 【ライブドア株100円割れ 時価総額で世界一って何だったんだ】

Comments

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アスベストを使用している建物に住んでいる(働いている)から危険、ということはありませんね。

私が大学時代に学部の専門課程と修士課程の4年間を過ごした建物はアスベストが使用されていて、今ではそのアスベストは撤去されています。でも、別に不安はありません。

なぜならアスベストが剥き出しにはなっていなかったからです。よしんば剥き出しになっていても、目に見えないくらい細かくなって飛散したものを肺に大量に吸い込まなければ、あまり気にする必要はないでしょう。

もちろん処理する時に飛散防止がなされていないような場合は大いに問題ですが。

アスベストの形状は先端がかぎ針のようになっていて、肺の表面に刺さると抜けなくなって、その刺激が長年にわたると中皮腫を引き起こす訳ですね。

青石綿というのが特に危険なようです。

ところで、安全と安心を並列に扱う最近の風潮には大いに違和感あります。
前者は客観的に評価できるのに対して、後者は主観的判断です。安全なものに対してまで、根拠の希薄な不安に駆られている人が何と多い昨今よ。
by: フロレスタン | 2006/02/02 02:08 | URL [編集] | page top↑
# こんばんは。
フロレスタンさま☆

 ご指摘ありがとうございます。何かとワンセットで「安心・安全」を使ってしまう癖がありました。とりあえず、タイトルだけ訂正させてもらいました。

 加えて、アスベスト被害の詳細もコメントいただいけて勉強になります。確かに「剥き出し」になっていなければ、危険視する必要もないということを聞いたことはあります。そこはタイトルに「安心」までセットで書きたくなる気持ちからも分かる通り、「本当に大丈夫なのかな?」って気持ちの問題が先行している気がします。

 安全と危険が「どの程度」なのかも知らずにエントリーするのは、米国産牛肉問題で私がエントリーした「リスクという言葉でリスクを示さない」という考えが口先だけだったことになりますね。これは、大いに反省しなければなりません。

 どうにも思いつきでエントリーして、こうやって指摘されると抜け落ちている分が多々あるは困りものですね。分からないことは、背伸びしてまでエントリーするものじゃないです^^; 社説だけでは、抜け落ちている分を補足できるようなエントリーが理想でしょう。いつもありがとうございます。
by: 無名 | 2006/02/02 02:24 | URL [編集] | page top↑
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前向きな人を応援するのは私の信念に合致してますので、どうぞこれまでどおり続けて下さい。私も勉強になることは多々ありますので(^_^)。
by: フロレスタン | 2006/02/02 10:06 | URL [編集] | page top↑
# こんばんは。
フロレスタンさま☆

 私の母は、躁鬱病の傾向があるんです。「がんばり過ぎて、落ち込み過ぎる」。そんな部分を私も受け継いでいる気がします。前向きでなければ後ろ向きなのか?というと、そうではない。でも、分からずな性格では、白黒はっきりつけていたい時もある。

 少しでも柔軟に生きるには、躓く前に「躓いたときの痛み」を知っておく必要がある。人生の準備体操が、毎日のエントリーだと捉えています。

 コメントいただけなきゃ、そのまま素通りして、深く考えないこともあります。コメントいただけることはありがたいですよ。
by: 無名 | 2006/02/02 20:15 | URL [編集] | page top↑

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