02.10.2006
社説【北方領土放任 小泉首相の想定内?】
【前書き】
小泉首相もレームダック化?何だか、昨年の自民党大勝が嘘のように叩きに叩かれている小泉首相。結局、郵政民営化が最高潮だったのでしょうか?今回は、忘れ去られている北方領土問題に「これだけは言わせて!!」。

【今回のテーマ】
・(世界日報)
【二十六回目の「北方領土の日」を迎えた】
【北方領土の日】
・(産経新聞)
【北方四島については、北海道と国が一体となって返還運動を推進し、昭和五十六年に二月七日を北方領土の日と定めた。それは一八五五年のその日に、択捉島とウルップ島との間を国境とすることを平和的に確認した日露通好条約が調印されたからだ。】
【北方領土問題】
(世界日報)
・【第二次世界大戦は、わが国がポツダム宣言を受諾して終結した。ところが、旧ソ連は、日ソ中立条約を破って一方的に日本を侵攻したばかりか、八月十五日の終戦後も侵攻を続け、九月二日の降伏文書調印式の後も北方領土への侵攻を続けた。】
↓
・【旧ソ連の国際法違反による北方領土の不法占拠が、ロシアに体制移行してもなお継続している】
↓
・【本来なら、南樺太およびウルップ島以北の島々も不法占拠しているとして批判することもできる。だが、これは旧ソ連の調印していないサンフランシスコ平和条約で日本は放棄した。わが国の主張は、江戸時代に両国が画定した国境線に従った北方領土のみの返還である。】
【プーチン大統領の発言】
・(産経新聞)
【プーチン大統領は「四島の主権はロシアにあり、(米英ソ三首脳がソ連の対日参戦などの密約をした)ヤルタ協定などの国際法で確定済みだ」と、ソ連時代と変わらぬ歴史のねじ曲げ発言を繰り返している】
【北方領土返還要求全国大会】
(産経新聞)
・【小泉純一郎首相は、「北方領土の日」の七日に開催された政府など主催の北方領土返還要求全国大会を欠席した】
↓
・【二年連続の欠席の理由は、昨年が風邪で今年は衆院予算委員会の対応のためという。代理出席も首相メッセージもないという今回のケースは初めてだ。国民の悲願である北方領土返還に対する首相の意欲がなくなったと受け取られても仕方ない対応である。】
↓
・【櫻井よしこ氏が大会で「非常に誤った政治的メッセージをロシアに与える」と懸念した】
【日露関係】
(世界日報)
・【旧日本軍人や民間人ら約六十万人が国際法に違反してシベリアに抑留され強制労働をさせられ、約六万人が死亡した。このような不当な歴史的事実を不問に付し、不法占拠を続けたままでの日ロ平和条約締結はあり得ない。】
・【米ソ東西冷戦が終結し、日米安保条約を結ぶ日米両国がロシアを仮想敵国視することはなくなった。北方領土を日本に返還することが、米国の前方基地の提供になるという旧ソ連が抱いていた冷戦時代の懸念もなくなったはずだ。】
【学校教育】
・(世界日報)
【学校教育においても、北方領土がわが国固有の領土であるとして徹底して教えられてこなかった。国家を構成する主権、国土、国民を守る理念が否定される教育が、社民党(旧社会党)系日教組が主導する教育現場では行われてきたのだ。】
【産経新聞の見解】
・【自国の領土や権益を守るのは、洋の東西を問わず、寸土の侵犯も許さないという国家の毅然(きぜん)たる姿勢だ。それを知り抜いていたのが「恐れず、ひるまず」の首相だったのではないか。】
【後書き】
今の小泉首相に北方領土を考える余裕なんてあるのでしょうか?米国産牛肉、耐震偽装、皇室典範などなど今年に入ってから、批判の嵐に襲われている自民党。政権を握っている以上、責任が圧し掛かるのは当然なわけで、緩めるところと締めるところを誤った部分があるのではないでしょうか。
小泉首相のやる気が感じられないのは、産経新聞主張を見ても分かります。北方領土?あれはしょうがないね!!程度にしか考えてないのでしょうか?国の指導者として、すべての問題の事細かな知識を持っていないにしろ、毅然とした態度で意思表示してきたのが小泉首相ではなかったのか?
一切干渉しない小泉首相を嘲笑うように、プーチン露大統領は言いたい放題です。国際法違反を継続するロシアを容認している日本って大丈夫ですか?領土問題に対して、日本は安易過ぎると思う。柔軟姿勢をとることが国益なのでしょうか?それも一理あるにしろ、相手に隙を見せるような譲歩の仕方では、ただの自己満足で終わってしまう気がする。
まぁいいか!!と後回しにしてきた問題が最近になってぶり返してきている。アスベストにしろ、東シナ海ガス田にしろ、当時適切な対応を行っていれば今の混乱は軽減されていたはずです。米国ありきの日本とはいえ、米国のために日本があるわけではないことくらい小泉首相が一番分かっているのでは?こういうときに野党が存在感を示すべきですが、的外れなことを言っては余計に小泉首相&自民党を調子付かせる悪循環。政界の混乱は、当分止みそうにないですね。
最新のニュースを見てみると・・・
やることが中国に似てますね。あくまで自己正当を主張し続けるつもりのようです。どうも、日本は平和ボケというか、放任主義というか、争うことを兎に角嫌いますよね。立場が違うのだから、意見が食い違うのは当り前のことで、それをどう理解してもらうか或いはどう相違点を解消するかが焦点になる。日朝協議のエントリーでは、対話の次の段階なのではないかと述べましたが、全体的に力任せに外交を押し切ろうとする国が多々見られます。日本は、武力に任せることはタブーとされている以上、相当不利ですよね。余計に安倍官房長官への期待を膨らませてしまいますが、今の日本に外交を優位に進める材料って何でしょうか。
【参考資料】
産経新聞
2006年2月9日主張【北方領土大会 主権守る意志が問われる】
世界日報
2006年2月7日社説【北方領土の日 四島返還を粘り強く訴えよう】
【関連エントリー】
社説【日露首脳会談 領土!経済!さぁどっち?】
【ブログ】
#1 ステイメンの雑記帖
【やる気ナッシング】
>皇室典範改悪に精力を使うぐらいならプーチンと直談判ぐらいしてこい!
最近、私もよく拡大文字を使うのですが、非常にお怒りが伝わってきますね。同感です。
#2 K's Life
【北方領土返還要求全国大会】
>もうすぐ任期が終えるといってもまだ日本のトップです。残り数ヶ月で外交総崩れにならないためにも今一度襟を正してみてはいかがでしょうか?
もう疲れたって小泉首相の心の声が聞えてきそうです。ポスト小泉が囁かれだしてからは、特にお任せモードに入ってるようにも感じますね。
#3 クルトンパパの色々日記
【北方領土は日本固有の領土なんだよ】
>不法に占領し続けるロシアに対し、強く抗議をし、領土返還を要求するのは、日本国内閣総理大臣としての責務だと思うのだが
世界に「北方領土はロシア領」だと伝えることになるし、国内でもその程度の価値しかないのかと誤解を生むことにもなる。小泉首相は、毅然とした態度を示せるはずなのに、どうにも北方領土に関してはやる気を感じないんですよね。
小泉首相もレームダック化?何だか、昨年の自民党大勝が嘘のように叩きに叩かれている小泉首相。結局、郵政民営化が最高潮だったのでしょうか?今回は、忘れ去られている北方領土問題に「これだけは言わせて!!」。
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【今回のテーマ】
・(世界日報)
【二十六回目の「北方領土の日」を迎えた】
【北方領土の日】
・(産経新聞)
【北方四島については、北海道と国が一体となって返還運動を推進し、昭和五十六年に二月七日を北方領土の日と定めた。それは一八五五年のその日に、択捉島とウルップ島との間を国境とすることを平和的に確認した日露通好条約が調印されたからだ。】
【北方領土問題】
(世界日報)
・【第二次世界大戦は、わが国がポツダム宣言を受諾して終結した。ところが、旧ソ連は、日ソ中立条約を破って一方的に日本を侵攻したばかりか、八月十五日の終戦後も侵攻を続け、九月二日の降伏文書調印式の後も北方領土への侵攻を続けた。】
↓
・【旧ソ連の国際法違反による北方領土の不法占拠が、ロシアに体制移行してもなお継続している】
↓
・【本来なら、南樺太およびウルップ島以北の島々も不法占拠しているとして批判することもできる。だが、これは旧ソ連の調印していないサンフランシスコ平和条約で日本は放棄した。わが国の主張は、江戸時代に両国が画定した国境線に従った北方領土のみの返還である。】
【プーチン大統領の発言】
・(産経新聞)
【プーチン大統領は「四島の主権はロシアにあり、(米英ソ三首脳がソ連の対日参戦などの密約をした)ヤルタ協定などの国際法で確定済みだ」と、ソ連時代と変わらぬ歴史のねじ曲げ発言を繰り返している】
【北方領土返還要求全国大会】
(産経新聞)
・【小泉純一郎首相は、「北方領土の日」の七日に開催された政府など主催の北方領土返還要求全国大会を欠席した】
↓
・【二年連続の欠席の理由は、昨年が風邪で今年は衆院予算委員会の対応のためという。代理出席も首相メッセージもないという今回のケースは初めてだ。国民の悲願である北方領土返還に対する首相の意欲がなくなったと受け取られても仕方ない対応である。】
↓
・【櫻井よしこ氏が大会で「非常に誤った政治的メッセージをロシアに与える」と懸念した】
【日露関係】
(世界日報)
・【旧日本軍人や民間人ら約六十万人が国際法に違反してシベリアに抑留され強制労働をさせられ、約六万人が死亡した。このような不当な歴史的事実を不問に付し、不法占拠を続けたままでの日ロ平和条約締結はあり得ない。】
・【米ソ東西冷戦が終結し、日米安保条約を結ぶ日米両国がロシアを仮想敵国視することはなくなった。北方領土を日本に返還することが、米国の前方基地の提供になるという旧ソ連が抱いていた冷戦時代の懸念もなくなったはずだ。】
【学校教育】
・(世界日報)
【学校教育においても、北方領土がわが国固有の領土であるとして徹底して教えられてこなかった。国家を構成する主権、国土、国民を守る理念が否定される教育が、社民党(旧社会党)系日教組が主導する教育現場では行われてきたのだ。】
【産経新聞の見解】
・【自国の領土や権益を守るのは、洋の東西を問わず、寸土の侵犯も許さないという国家の毅然(きぜん)たる姿勢だ。それを知り抜いていたのが「恐れず、ひるまず」の首相だったのではないか。】
【後書き】
今の小泉首相に北方領土を考える余裕なんてあるのでしょうか?米国産牛肉、耐震偽装、皇室典範などなど今年に入ってから、批判の嵐に襲われている自民党。政権を握っている以上、責任が圧し掛かるのは当然なわけで、緩めるところと締めるところを誤った部分があるのではないでしょうか。
小泉首相のやる気が感じられないのは、産経新聞主張を見ても分かります。北方領土?あれはしょうがないね!!程度にしか考えてないのでしょうか?国の指導者として、すべての問題の事細かな知識を持っていないにしろ、毅然とした態度で意思表示してきたのが小泉首相ではなかったのか?
一切干渉しない小泉首相を嘲笑うように、プーチン露大統領は言いたい放題です。国際法違反を継続するロシアを容認している日本って大丈夫ですか?領土問題に対して、日本は安易過ぎると思う。柔軟姿勢をとることが国益なのでしょうか?それも一理あるにしろ、相手に隙を見せるような譲歩の仕方では、ただの自己満足で終わってしまう気がする。
まぁいいか!!と後回しにしてきた問題が最近になってぶり返してきている。アスベストにしろ、東シナ海ガス田にしろ、当時適切な対応を行っていれば今の混乱は軽減されていたはずです。米国ありきの日本とはいえ、米国のために日本があるわけではないことくらい小泉首相が一番分かっているのでは?こういうときに野党が存在感を示すべきですが、的外れなことを言っては余計に小泉首相&自民党を調子付かせる悪循環。政界の混乱は、当分止みそうにないですね。
最新のニュースを見てみると・・・
| 【サハリンにスターリン像 北方領土支配の正当性強調】(共同通信 2月8日) 8日付のロシア大衆紙モスコフスキー・コムソモレツによると、北方領土を管轄するロシア極東サハリン州議会は同日までに、第2次大戦の戦後処理を協議したヤルタ会談に出席した、スターリンら当時のソ連、米国、英国各首脳の銅像設置を承認した。 ヤルタ会談では対日参戦の条件として、ソ連への南サハリン、千島列島引き渡しで合意。銅像設置は、国際合意を根拠に、ロシアによる北方4島支配の正当性を強調する狙いがある。 銅像はスターリンのほか、当時のルーズベルト米大統領、チャーチル英首相の3人で、高さ約4メートル、重さ計10トン。 |
やることが中国に似てますね。あくまで自己正当を主張し続けるつもりのようです。どうも、日本は平和ボケというか、放任主義というか、争うことを兎に角嫌いますよね。立場が違うのだから、意見が食い違うのは当り前のことで、それをどう理解してもらうか或いはどう相違点を解消するかが焦点になる。日朝協議のエントリーでは、対話の次の段階なのではないかと述べましたが、全体的に力任せに外交を押し切ろうとする国が多々見られます。日本は、武力に任せることはタブーとされている以上、相当不利ですよね。余計に安倍官房長官への期待を膨らませてしまいますが、今の日本に外交を優位に進める材料って何でしょうか。
【参考資料】
産経新聞
2006年2月9日主張【北方領土大会 主権守る意志が問われる】
世界日報
2006年2月7日社説【北方領土の日 四島返還を粘り強く訴えよう】
【関連エントリー】
社説【日露首脳会談 領土!経済!さぁどっち?】
【ブログ】
#1 ステイメンの雑記帖
【やる気ナッシング】
>皇室典範改悪に精力を使うぐらいならプーチンと直談判ぐらいしてこい!
最近、私もよく拡大文字を使うのですが、非常にお怒りが伝わってきますね。同感です。
#2 K's Life
【北方領土返還要求全国大会】
>もうすぐ任期が終えるといってもまだ日本のトップです。残り数ヶ月で外交総崩れにならないためにも今一度襟を正してみてはいかがでしょうか?
もう疲れたって小泉首相の心の声が聞えてきそうです。ポスト小泉が囁かれだしてからは、特にお任せモードに入ってるようにも感じますね。
#3 クルトンパパの色々日記
【北方領土は日本固有の領土なんだよ】
>不法に占領し続けるロシアに対し、強く抗議をし、領土返還を要求するのは、日本国内閣総理大臣としての責務だと思うのだが
世界に「北方領土はロシア領」だと伝えることになるし、国内でもその程度の価値しかないのかと誤解を生むことにもなる。小泉首相は、毅然とした態度を示せるはずなのに、どうにも北方領土に関してはやる気を感じないんですよね。
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つい先日2月7日の北方領土の日に合わせて北方領土返還要求全国大会なるものがありました。その名の通り北方領土返還運動を沈下させないように、そしてその意思を確認するというメッセージが大きく存在する大会です。もちろんそれは国内だけではなく国外に対しても大きなメッ
2006/02/11 (Sat)
00:30 | K's Life
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Comments
だからこそ国のトップの無関心さを露呈されると怒りを覚えるんです(^^;
生の声ですね。小泉首相にとっては、総合的に国益を優先させれば「ロシアには関わらない」ということになるのでしょうか?靖国参拝のときには意識した「国の指導者」ということを考えると、やる気のなさを感じさせますね。コメントありがとうございます。
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