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Sun.

【人民元切り上げの真相】

 7月23日、中国人民銀行の周小川総裁は「今回の人民元切り上げは、あくまで中国が自ら決めた事です」とコメントしました。しかし、表向きは「米国の圧力によるもの」という見方が強い。「人民元切り上げは中国自身の事情で行った」というのは、どういうことでしょうか。

 上海市では、シンガポールに拠点を置くデベロッパー(凱徳置地集団)が巨大マンションを建設している。その他、地下鉄の建設が行われ、郊外の古びた住宅地や工場は取り壊され、どんどん高級マンションが建設されている。

 凱徳置地集団は、中国で大型投資を行ってきた。94年より北京、上海、広州などで1万2000戸の住宅、68万㎡のビル、28のショッピングセンターを建設している。開発規模は、約4000億円に達する。

 その一方で、こうした開発が不動産価格の高騰を招いている。上海市の住宅価格は、この2年で40~50%の高騰が見られる。問題は、その買い手にある。住むわけでもないのに多くの部屋を買う人がいる。明らかに投機目的と見られる。こうしたことが長く続けば、市場が荒れる。

 実際に住まないのに投機目的でマンションを購入する者がここ1、2年で急激に増えている。この投機(ホット)マネーは、海外の華僑などによるもので、人民元切り上げをあてにして大量に中国の不動産へ流れ込んできた。ドルで買い、切り上げ後に元で売れば、濡れ手でアワの利益が得られる。

 ジェドロ上海事務所の田中茂明副所長は言う。「中国市場に元の切り上げ期待でホットマネーが入っていくる。そして、不動産のバブルに繋がっている。それだけ中国経済のカタストロフィ(破局)の危険性がを増すため、(元切り上げを)早くやりたかったというのが本心ではないでしょうか。」

 過剰に流入し、バブルを煽る危険なホットマネーを抑制するためには、人民元をある程度切り上げて、次の切り上げの期待を消すしかなかった。しかし、実際は2%という小幅の切り上げはなぜか?上海のシンクタンク(上海社会科学院)の傅釣文主任は言う。「人民元問題には、国内の切り上げ圧力があるが、切り下げの圧力も大きい。例えば、銀行の多大な不良債権がある。」

 上海の中心部には建設途中のまま放置された高層ビルがある。このビルは、6、7年も建設が行われていない。建設会社へ連絡すると「不動産業者の金がなくなった。新しい業者になったが、そこも金がなくなった。」と証言した。こうした建設途中のビルが市内のあちこちにある。

 企業競争が激化する中国では、不信企業の倒産も増加している。上海市の道端で集まっている若者の内、3割ほどは不振の国営企業からリストラされた人たちだ。中国では、国営企業の整理などで不良債権が膨らみ、中国側の発表だけで1兆6千億元(約23兆5千億円)にのぼる。10月27日に国有の4大銀行(建設銀行、工商銀行、中国銀行、農業銀行)の上場が計画されているが、大問題を抱えている。

 傅釣文主任は言う。「特に農業銀行は最も多くの不良債権を抱えている。国有銀行の不良債権処理には、5年から10年かかる。今の中国の外貨貯蓄では、不良債権処理には足りません。」

 大幅な人民元切り上げを行えば、景気を冷え込ませ不良債権が増大する恐れがある。また、不良債権処理には公的資金の注入を予定しているが、人民元の切り上げで手持ちの外貨価値が下がることも考えられる。こうして、ホットマネーと不良債権という国内事情により、中国は2%という切り上げに留まるしかなかった。


【参考資料】
サンデープロジェクト
 10月23日放送【人民元切り上げの真相】~①中国 "語らなかった"背景~
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