02.25.2006
【WBC壮行試合 日本代表×12球団選抜】

【WBC日本代表・笑顔のイチローら】(時事通信 2月24日) WBC日本代表の練習試合で12球団選抜を破り、笑顔の(左から)イチロー、大島コーチ、谷繁、松中(24日、ヤフードーム) |
昨日のエキシビジョンマッチは、日本代表が序盤で7得点して逃げ切る展開でしたが、今日の試合はどうでしょう。久しぶりに見るイチローのバッティングも楽しみです。1-1と同点になって3回裏日本代表の攻撃より・・・。
【3回裏】
谷繁は見逃し三振。青木はショート強襲の内野安打で出塁。青木は、イチロー以来200本安打を達成しているだけあって、何となくイチローとスタイルが似てますね。しかし、イチローはフォークで三振。ここは野間口(巨人)の投球が冴えましたね。川崎は、叩きつけたて足で稼ぐ。一、三塁という状況で和田はショートゴロ、チェンジ。
【4回表】
中島(西武)はデッドボール。鳥谷(阪神)は初球をセンター前ヒットでノーアウト一、二塁。投球数が65球に近付くにつれてストライクを多くなってきた?ところを村田(横浜)にホームランを打たれる。○○はレフトフライ。WBCのルールである【65球の投球制限】により、日本代表は藤田へ交代。○○はセンターフライでチェンジ。
【4回裏】
松中はレフトフライ。新井は三振。今江はセカンドゴロでチェンジ。
【5回表】
日本代表三番手は、もう一人の先発候補の和田。○○はショートライナー。○○はセカンドゴロ。ベニーはサード強襲だったが今江がきっちり捌いてチェンジ。
【5回裏】
12球団選抜の二番手朝倉(中日)に交代して中盤に進む。宮本はセンター前ヒット。谷繁はライトフライ。青木はセンターフライ。イチローはセカンドゴロ、チェンジ。
【6回表】
北川(オリックス)はライトフライ。○○はサードゴロ。今日2安打の鳥谷(阪神)は三振、チェンジ。
【6回裏】
12球団選抜の三番手土肥(横浜)に交代。川崎はレフト前ヒット。ここからクリーンナップに入るが中々調子が出てないみたい。和田は一二塁間を抜けるヒットで、川崎は三塁へ進む。和田の代走で金城。同点のチャンスに4番松中はセンターへの犠牲フライで川崎はホームイン。2-4という状況で放送時間終了。
【感想】
普段は見ない野球ですが、オリンピックやサッカーで日本代表が活躍しているだけあって、WBC開幕までに一度くらいは見ておきたかった。プロ野球もそれなりに真剣に闘っていると思いますが130試合超という試合数の内の1試合を見ても何だか面白みに欠ける。私は、高校野球のように負けたら終わりという緊迫した状況でこそ、全力で闘えると勝手に思ってきました。WBC元年となる今年は、普段シーズンにあわせて調整している選手達がどう日本代表として切り替えることができるのか・・・。
WBCに関しては、まだ詳しいことは勉強していませんが、一つにルールの問題があるようです。それが「65球制限」。海外では、投球数を制限する場合もあるようですが、こんな新ルールがあるとは結構面白いかもしれません。試合展開を左右するであろう投手は、調子次第で完封したりもするのに、優劣に関わらず65球で交代しなければならない。今日の先発だった松坂も、自ら反省点に「投げ急いだ」と言ってました。気にしていない!!と口では言っても、今まで気にもかけなかった投球数が制約されることで、フォアボールはまずできないだろうし・・・と考えてしまいます。それと、どうもボールが滑り易いようでロージンを大目につけるなど対策を考えているみたい。しかし、逆に滑らなくて送球できなかった、なんてことを松坂が言っていたから、単に今まで通りのプレーをしていれば勝ち進めるというわけではないようです。
期待していたイチローの打席を見ましたが残念ながら2打席までノーヒットでした。9番青木と2番川崎は、何となくイチローとプレースタイルが似てるように見えるんです。今日は2人とも内野安打で出塁していたし、足で稼げる選手は貴重です。しかし、どうもクリーンナップの調子が優れないようで・・・松中は、4番として、日本代表としてプレッシャーがあると思います。ソフトバンクでは、何度もプレッシャーで打てなかった松中を見てきましたからね。
サッカーと違い、あまりチームプレーを要しないように見える野球ですが、守備の面では外野に打球が飛んだ場合にどちらが取るかなどコミュニケーションが不要なわけではない。楽しくプレーするという川崎の雰囲気は大切だろうけど、何だか選手達がイチローに気負いしているようにも見える。メジャーで活躍する大スターだけに・・・という気持ちはあると思いますね。そこはイチロー、「自分を目標にしなくても、みんな自ら発進している」と義田氏にもらしているみたいです。WBC日本代表は、ベストの日本代表ではないと思いますが、楽しみなチームではある。松井、井口、城島などメジャーで活躍する選手たちが今後活躍する舞台としても期待したいのですが、チーム優先、主催者側の金儲け?などがネックになっている気持ちも理解したいですね。
※壮行試合は、日本代表メインで実況されていたため12球団選抜の選手が把握しきれない部分がありました。○○と表記していることは申し訳ありません。試合結果は、追記したいです。
P.S.
イチローは三打席ノーヒットと奮わず、日本代表も3-4で敗戦している。3月3日にWBC初戦を向かえる日本代表が、これから約1週間で何をできるか・・・。楽しみではある。
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Trackbacks
スタメンオーダー表 打順 ポジション 選手名 所属チーム 1番 ライト イチロー シアトルマリナーズ 2番 ショート 川崎 福岡ソフトバンクホークス 3番 レフト 和田 西武ライオンズ 4番 指名打者 松中
2006/02/25 (Sat)
22:31 | slow,snow
こんにちわ、super_xです。昨夜の王Japanの壮行試合での快勝をどう見ていいものか…?1、2回で、7点をもぎ取ると…その後の得点はなし。う~ん、微妙…あと、10日で開幕するWBCまでに、試合感が戻るのか心配だ。ところで、王Japanを引っ張るイチローの発言で、お隣が火病を
2006/02/26 (Sun)
00:31 | SUPER-X.COM
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Comments
例年は、まだ、この時期に仕上げないはずですから…
まぁ、松坂も百戦錬磨ですから…
登板日には、きっちり仕上げてくれるでしょう。
心配なのが松中。
彼は、背負い込むようなトコがありますから…
試合感を早く取り戻して…
WBCでは、大爆発して欲しいものです。
イチローを挟む9番青木、2番西岡、川崎は、やる気が充実しているようですね。
是非、30年遅れていると見せつけて欲しい勝ち方を希望します。
オリンピックだけではなく、野球にサッカーに盛り上がる年ですね。イチローも9番と2番には注目しているようで、青木、西岡、川崎の調子が更に試合をおもしろくすると思う。で、松中ですよねぇ^^; 普段から4番打っていると、一番期待を集めるだけにメンタルも強いはずなんですが、中々打ってくれない。投手陣は、65球制限をどう克服するかも課題でしょうね。とりあえず、頑張れ日本!!
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