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社説【米中間選挙 ブッシュ政権の政策転換が求められる】

【前書き】
 「イラク選挙」「ブッシュ審判」とも言われた米中間選挙の結果が出ました。ブッシュ大統領が指揮したイラク戦争の是非が問われる結果となり、これにより日米同盟に影響はあるのだろうか。今回は、米中間選挙について「これだけは言わせて!!」。
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プールサイドの人魚姫
 
【今回のテーマ】
・(読売新聞)
【米国の中間選挙で、民主党が12年ぶりに連邦議会下院の多数派の座を奪還した】

【米選挙制度】
・(毎日新聞)
【米議会では多数派が下院議長と各委員会の長となり、法案や予算審議の主導権を握る。さらに、行政省庁の幹部を公聴会に呼んで政策の是非を問い詰めることも可能だ。】

【出口調査】
・(毎日新聞)
【米メディアが行った投票所の出口調査によると、イラク戦争の不支持率は56%で、大統領不支持率の57%とともに政権批判の高まりを示した】
・(朝日新聞)
【出口調査によると、イラク問題については9割が「重視した」と答えた】

【イラク問題】
(日経新聞)
【明確な国連安保理決議のないまま戦争を始めた点に国際的な批判を浴びた】
 ↓
【批判には正当性があるが、開戦した側は、サダム・フセイン体制が存続していたら、現在の北朝鮮が東アジアの不安定要因であるのと同様に、中東の深刻な不安定要因となっていたと考え、開戦は正しかったと主張する】

【レームダック化】
(読売新聞)
【議会が民主党支配に変わることから、任期最後の2年間を迎えるブッシュ政権は、レームダック(死に体)になる、という見方があるが、極論に過ぎよう】
 ↓
【レーガン大統領は最後の2年で、ソ連と中距離核戦力全廃条約を結ぶ成果を上げた。クリントン大統領は、中東和平や北朝鮮問題に取り組んだ。2期目後半の大統領は、次期大統領選を気にすることなく、政策の遂行に当たれるという強みがある。】

【共和党と民主党の違い】
(産経新聞)
【競争重視の共和党に比べ、労働組合を支持基盤の一つとする民主党は、保護主義、孤立主義の傾向が強いとされる】
【対中国政策でも、ブッシュ政権は中国を「戦略的競争相手」と位置づけ、ときに対決もしてきたが、民主党のクリントン前政権は「戦略的パートナー」として協調関係を強めた】

【各紙の見解】
・(朝日新聞)
【ブッシュ氏はまず、イラク戦争の誤りを率直に認めることから、政策の転換に踏み出すべきではないか】
・(読売新聞)
【米国がイラク問題へ傾斜する余りに、北朝鮮への関心を薄めるようなことがあれば、北朝鮮が直ちにつけ込み、核開発を一段と進める恐れがある。6か国協議で北朝鮮に核廃棄を迫る外交が重要だ。米国の積極的な関与なしには、協議の成果は上がらない。】


【後書き】
 米中間選挙結果は、まだ全て確定していないものの民主党が優位に進めている状況です。米中間選挙は、4年ごとの大統領選の中間の年に行われる上下両院、州知事、州議会の一連の選挙を言います。上院(任期6年)は2年ごとに全議席の3分の1ずつ改選を行う。下院(任期2年)は全議席改選します。現時点での選挙結果は以下の通りです。

 【改選前】【改選後】

【上院】
共和党…【55議席】【49議席】(改選33議席中9議席)
民主党…【45議席】【51議席】(改選33議席中24議席)
 ※民主党は無所属1議席を含む
 
【下院】
共和党…【229議席】【196議席】
民主党…【201議席】【229議席】

【州知事】
共和党…【28州】【21州】(改選36州中15州)
民主党…【22州】【28州】(改選36州中20州)

 ブッシュ率いる共和党が劣勢であるのもイラク問題が尾を引いているためでしょう。この選挙結果を踏まえて、早速ブッシュは動きました。2003年3月以降、イラク戦争を指揮してきたラムズフェルド国防長官を事実上更迭しました。ブッシュは以下のように語っています。

【責任の多くは私にある。多くの国民が、(イラクで)進展がないことへの不満を表した】

 自らのイラク政策の失敗を認める形となりました。ラムズフェルド国防長官の更迭、イラク政策失敗の謝罪は止むを得ないでしょう。ここで認めて謝罪しなければ、国民世論はどんどん離れていくだけです。

 ただ、ブッシュ政権の終焉が近いとは言い難い。読売新聞が挙げているように、過去にもピンチをチャンスへと転換した例はあります。むしろ、世論が明確に現れた結果であり、イラク政策の舵取りはやり易くなるとも言える。ただ、米政府の体制が共和党から民主党へ変わるとなると同盟国である日本への影響はあると思う。

 イラク情勢も安定とは程遠い状況にあります。フセインの1審死刑判決により、スンニ派の反発、シーア派の歓喜という両者の摩擦からムスリムの対立は治まる気配がありません。関連エントリーを貼り付けておきます。

社説【フセイン裁判 イラク和平への第一歩】

 中間選挙に勝利した民主党は、ヒラリー・クリントン前大統領夫人が以下のように述べています。

【変化のために立ち上がってくれたことに感謝する】 
【テロとの戦いの継続と共に、イラクでの新たな道に向けて一票が投じられた】

 必ずしも民主党が世論の支持を得るような対案を示したわけではないようです。ブッシュ政権の転換次第では、一時的な民主党支持に終わるかもしれない。ブッシュのイラク政策への批判が民主党支持を支えていたとすれば、単純に議席数だけでの評価もできない。

 特に読売新聞は、日米同盟を重視する立場として、ブッシュ政権が揺らぎ日米関係に少なからず影響が出ることへの不安があるかもしれません。共和党と民主党では、当然考え方も違うわけだから、日本としても米国の体制変化に敏感でいなければならない。これからのブッシュ政権を見守るしかありません。


【参考資料】
読売新聞 11月9日社説【米中間選挙 停滞は許されないブッシュ外交】
朝日新聞 11月9日社説【米中間選挙 「イラク」の誤りを認めよ】
産経新聞 11月9日主張【米中間選挙 政策の変化に注意が必要】
毎日新聞 11月9日社説【米中間選挙 外交の手詰まり打開目指せ】
日経新聞 11月9日社説【イラクでのジレンマ映す米中間選挙】
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