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社説【教育基本法改正 野党は論外だが、与党もいただけない】

【前書き】
 今の教育現場は、履修逃れやいじめ自殺で混乱してる。その教育に関わる教育基本法改正案が衆院で強行採決されました。タウンミーティングでやらせ質問が行われたいたことも問題になっていますが…。今回は、教育基本法改正案採決について「これだけは言わせて!!」。
 
【今回のテーマ】
・(産経新聞)
【自民、公明両党は今国会の焦点である教育基本法改正案を野党欠席のまま、衆院教育基本法特別委員会で可決した】

【教育基本法改正の目的】
(産経新聞)
【現行の教育基本法は昭和22年3月、GHQ(連合国軍総司令部)の圧力や干渉を受けながら成立した】
 ↓
【とくに現行法の「教育は、不当な支配に服することなく」の規定は、文部科学省や教育委員会の教育内容への関与を排除する根拠とされ、問題となっていた】
 ↓
【これに対し、政府案は「不当な支配に服することなく」との文言を残しているが、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの」とするくだりが加わった。このため、国旗国歌法や学習指導要領などを無視した一部の過激な教師らによる“不当な支配”は許されなくなる。】

【家庭の責任】
・(産経新聞)
【政府案は家庭教育について「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」と規定している。いじめや学級崩壊、不登校などの問題で、家庭の責任を問う内容になっている。】

【愛国心の捉え方】
・(毎日新聞)
【教育目標に「我が国と郷土を愛する態度を養う」とうたった改正案は、当初から「占領軍に押しつけられた現行法を全面的に改正したい」との動機ばかりが優先しているのではないかとも指摘されてきた】
・(朝日新聞)
【「愛国心」を法案に盛り込むことについては、自民、公明両党の論議で、「他国を尊重する」という文言が加えられた。愛国心の暴走を防ぐうえで、この文言は重要な意味がある。しかし、それでもなお、法律で定めれば、このように国を愛せと画一的に教室で教えることにならないか。】

【与党の思惑】
(毎日新聞)
【改正案採決は一時、与党内でも週内に強行採決すれば、19日の沖縄県知事選に悪影響が出ると見て、来週に先送りする意見が出ていた】
 ↓
【採決を来週に先送りした場合、国会会期を延長しないと改正案の成立が難しくなるのは確かだ】
 ↓
【(必修逃れやいじめ自殺について)首相らは「基本法を改正すれば改善されるのか」という問いに答えることができず、「基本法とは別問題」とかわすだけだった】

【野党の思惑】
(読売新聞)
【民主党は、頻発するいじめ自殺や高校の未履修問題も「教育基本法改正案の中身にかかわる問題だ」として、その徹底審議が採決より先決だとも主張する】
 ↓
【野党は採決に反対し、委員会を欠席した】
 ↓
【ボイコットの理由について、教育改革タウンミーティングでのやらせ質問の実態解明が先決だと主張している】

【各紙の見解】
・(読売新聞)
【野党は参院特別委の設置に反対し、委員の推薦を拒む形で審議入りを阻止する構えだ。審議は尽くされていないと言いながら審議の邪魔をする。こんな相矛盾した態度こそ、「今まで言ってきたことは採決阻止の方便でした」と自ら認めているようなものである。】
・(朝日新聞)
【現行の教育基本法では、前文は「われらは」で始まる。戦前の天皇の教育勅語に代わって、国民が教育のあり方について意思を示す宣言でもあるからだ。成立を急ぐあまり、肝心の国民が置き去りにされるようでは、将来に禍根を残すことになる。】


【後書き】
 社説を見比べる限り、与野党の論争に視点をあてたのが読売新聞で、教育基本法の内容に触れたのが産経新聞でしたね。私としては、教育基本法の経緯や改正案の内容を述べていた産経新聞が一番読みやすかったです。では、読売新聞紙面を参考にこれまでの流れを追ってみましょう。

 教育基本法改正案の審議時間は、特別委としては戦後5番目の106時間16分。強行採決に踏み切った与党には思惑があった。当然、野党欠席の状態で採決に踏み切ることは良い印象を与えない。19日の沖縄県知事選へ影響する懸念があったにも関わらず、安倍首相がGOサインを出した理由は何なのか?

 安倍首相は、青木参院会長から教育基本法の重要性について念を押されていた。

青木参院会長【教育基本法は内閣の命運を握る重要法案だ。来週に採決を延ばせば、今国会成立が危うくなる。廃案となれば、政権の求心力は一気に低下する。】

 青木参院会長には、衆院のみならず参院でも野党が反対に回ることが分かっていた。更に、小沢民主党代表の思惑が安倍政権の公約「臨時国会での成立」を狙う教育基本法改正案を廃案に追い込むことで、来夏の参院選へ弾みをつけたいのだと読んだ。

 一方、野党で共闘を計る小沢民主党代表は以下のように述べている。

小沢民主党代表【共産党を含めて共同歩調を取れたことは大事だ。参院は衆院より民主党の力が強い。相当強く行動できる。】  

 ここまで簡単にまとめましたが、どうも教育基本法改正案はただのネタであって、目的は別にあるように思える。法案だけが独り歩きしていて、改正案の内容はどうなってるの?と疑問を感じてしまいました。

 審議の内容としては、履修逃れ、いじめ自殺に加え、タウンミーティングのやらせ質問が議論された。履修逃れ、いじめ自殺については、文部科学省、教育委員会、校長の責任が曖昧な点に問題がある。教育現場の実態調査が正確に行われていれば、履修逃れ、いじめ自殺についてもっと早く対策を講じることができたと思う。

 そして、タウンミーティングでやらせ質問が行われていた件で、塩崎官房長官は「やらせは悪いが、掘り起こしは全く問題ない」と述べている。

やらせ…政府が質問案を作り、事前に依頼した質問者に質問案に沿った質問をしてもらうこと。
掘り起こし…質問文は作らず、事前に質問者を都道府県などに選んでもらうこと。

 さくらに対して謝礼が払われていることも分かっているわけで、タウンミーティングの「政府と国民の直接対話の場」という主旨に反するとは思わないのだろうか。塩崎官房長官は、「議論の活性化のため」と述べているが説得力に欠ける。教育基本法改正案に対する反論を封じたいのか?世論に耳を傾けるつもりがないのか?疑いの目は強まるばかりである。

 次は、社説の内容に触れていきましょう。

 まずは朝日新聞から。朝日さんの言っていることはよく分からないんですよね。履修逃れなどの問題が改正案により改善されるのか?という下りの後に【教育の問題を法律の問題にすり替えているのではないか】と述べている。そして、愛国心に関する文言について【法律で定めれば、このように国を愛せと画一的に教室で教えることにならないか】とも述べている。朝日さんこそ、法律で愛国心を謳っていることに対して、「国を愛せと教え込まれるのでは」と教育問題と法律問題をごっちゃにしているではありませんか?上記【与党の思惑】で安倍首相が述べている通り、別問題と考えるべきでしょう。

 続いて読売新聞。いつもなら中道の立場である読売新聞が今回はやけに民主党に噛み付いています。確かに民主党の主張はおかしい。改正案廃案は手段であって、目的は「自民党の求心力低下」と「来夏参院選で優位に立つこと」にある。朝日さんは、国会が多数決を原則としていることに文句をつけていますが、与野党がその多数決で優位に立つことばかりを目的にしていたとしたらどうだろうか。法改正は二の次になり、挙げ句に「やらせ質問」という悪知恵を思い付いたとしたら、一国民として納得いかない。

 最近の政治ネタって、どうしても「選挙重視」という動きが強過ぎる気がするのですが私だけでしょうか。確かに党の議員数は重要です。しかし、陣取り合戦をやっているんじゃないんだから、法案の審議拒否をする野党の動きは論外として、真面目に議論してほしいです。そうそう、選挙で思い出しましたが、岡山県で強い平沼議員の復党問題で揺れているようです。平沼氏としては「頭を下げて自民党に戻ってほしいと言うなら」という構えであるのに対し、自民党は「そこまでするつもりはない」と突っぱねている。岡山県には片山虎之助参院議員がいますね。来夏の参院選でどうなるか楽しみです。

 教育基本法改正案は、以前話題になっていた「愛国心」ですが履修逃れなどに議論をさらわれてしまったようです。現行10条にある「教育は不当な支配に服することなく」という表現に対して、改正案で「法の定めるところにより」と規定した。東京地裁判決では、国旗掲揚・国家斉唱を求めた東京都教育委員会の通達が「憲法違反」というものでしたが、新たな規定の盛り込みにより、法律に基づく教委の命令・指導は不当な支配ではないことが明確になりました。そもそも、国旗掲揚・国家斉唱に反対している人たちの考え方がおかしいわけで、そんなことで命令・指導を受けることが恥ずかしいと思ってほしいですね。


【参考資料】
読売新聞 11月16日社説【「教育」衆院採決 野党の反対理由はこじつけだ】
朝日新聞 11月16日社説【教育基本法 この採決は禍根を残す】
産経新聞 11月16日主張【教育基本法改正 やむをえぬ与党単独可決】
毎日新聞 11月16日社説【基本法単独可決 教育の「百年の大計」が泣く】



【関連エントリー】
社説【必修逃れ 「ゆとり」で肥満した教育現場の減量対策ということか】
社説【やらせ質問 国民の声に耳を傾ける気があるのか】
社説【「日の丸」を左から見上げれば軍国主義 「君が代」を左から歌っても軍国主義】
社説【造反組復党 郵政民営化に大義があったのか?】
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00:37 | 政治 | comments (5) | trackbacks (0) | edit | page top↑

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Comments

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北海道の北星学園の中学三年生が、改正反対を訴える安倍晋三首相あての意見書を送ったそうですね。
戦前を知らない子供が「戦前のようになるのは嫌」と言っているので、いかに教師に思想を植えつけられたかが分かります。
自由や権利ばかりを追い求め、社会規律や道徳心を軽視した結果が、今の品格なき社会です。国家を貶めることに躍起になっていた戦後教育は、早急に改善すべきだと思います。
by: ko-bar-ber | 2006/11/17 22:18 | URL [編集] | page top↑
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戦前は嫌、というけれど、戦前は悪いことばかりだったのか、ということも言えますね。

by: フロレスタン | 2006/11/17 23:11 | URL [編集] | page top↑
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 ko-bar-berさん☆コメントありがとうございます。

 私生活でも思うのですが、何でも利便性ばかり求めて人間が堕落していくことも危ういと思う。将来、数百年前の人間と比べて○○が退化している…なんてことにもなりかねない。少し違うか^^;

 「社会規律や道徳心」みたいな保守的な考え方は好きなんですが、今の若者は放埓という名の自由を追い求めているようにも思う。若者に限らず、ことな?(大人になりきれていない子どものことらしい)しっかり教育を行えない親が、自殺や幼児虐待を引き起こしているとも思いますね。

 
 フロレスタンさん☆コメントありがとうございます。

 何が善くて何が悪いのかの線引きは難しいですね。私は高校の卒業式で「失敗も成功も一つの経験と捉え前向きに生きていきます」なんて綺麗事を並べたのを覚えていますが、かつての日本の行いを「一つの経験」と捉えることなく、「嫌だ」の一言に括られてしまったら歴史は歪められる一方ですね。教育って右過ぎても、左過ぎてもダメなんだろうから、中々難しい。以前、super_xさんのエントリーで、【二十歳まで左翼思想なのは○○が足りない。二十歳過ぎて左翼思想なのは○○が足りない。】みたいな誰かの明言があったんですが○○の部分は忘れましたね。凄く説得力があったのを覚えている。
by: 無名 | 2006/11/18 00:20 | URL [編集] | page top↑
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 選挙を意識するのいい事なんですよ。
 逆に言うと、選挙で負けると思ったらバカできない訳ですから。
 つまり国民がちゃんと審判を下せるかぎり適正に処理されるだろう、って事ですからね。
 逆に選挙を意識しなくなった時が怖いですね。
by: kyouji | 2006/11/21 21:14 | URL [編集] | page top↑
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 kyoujiさん☆コメントありがとうございます。

 いつも的確なことを言ってもらえて助かります。確かに政治家が国民の声(選挙)を無視するととんでもないことになりますね。私の選挙に対する捉え方が浅かったです。
by: 無名 | 2006/11/21 21:54 | URL [編集] | page top↑

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