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Tue.

社説【いざなぎ越え 個人消費の活性化には程遠い】

【前書き】
 「景気回復」という言葉は聞えが良いものです。ただ、それを実感している人は極わずかでしょう。経済には疎いですが、少し考えてみたいです。今回は、いざなぎ越えについて「これだけは言わせて!!」。
 
【日経新聞より】
【今回のテーマ】
【「いざなぎ景気」を超えて4年10カ月続いた景気拡大をこのまま持続できるかどうか】

【個人消費低迷の理由】
【マクロ的に見て企業業績が好調な割に、賃金があまり上がらない点に基本的な問題がありそうだ】
 ↓
【バブル崩壊後、経済のグローバル化などの影響で従来の賃金決定方式は機能しなくなっている】
 ↓
【「春闘」崩壊後、それに代わる賃金決定の方式が確立していないことだ。02年春、業績好調のトヨタ自動車が国際競争をにらんで、労働組合のベースアップ1000円の要求をゼロに抑えたのが決定打となった】
 ↓
【厚生労働省調べによる主要企業の春の賃上げ率は、90年代初めまで4―5%程度だったのが、02年に1.66%と2%を割り込み、好環境の今春も昨年をわずかに上回ったものの1.79%にとどまった】

【企業の生き残り】
【企業は危機的な状況を乗り切るために、様々な方策によって賃金を抑え込んできた。当然の対応だったわけだが、結果的に、賃金を出し惜しむ構造が根付いたようにみえる。】
 ↓
【財務省の法人企業統計によると、付加価値額に占める人件費の比率は99年度の75.5%から05年度には70%に下がったのに対し、営業純益は5.5%から13.1%へと構成比を高めている】
 ↓
【バブル期に劣らぬ収益力を回復しても、経営者は国際競争力を考えて設備投資や財務体質強化の手をゆるめない】

【いざなぎ景気との違い】
【1970年までの「いざなぎ景気」は平均して年率11%強の高成長で、名目雇用者報酬も70年度で前年度比21.1%も増えた】
 ↓
【現在の成長率は平均して年率2%強と低く、雇用者報酬は2005年度にやっと前年度比1.8%増とマイナス傾向から脱した状態だ。ところが四半期ごとに見ると昨年10―12月が前年同期比2.6%増、今年1―3月同2.1%増、4―6月同1.9%増、7―9月同1.3%増と早くも頭をたれている。】

【日経新聞の見解】
【国際的な大競争の中で、個々の企業にとっては合理的であっても、それが全体となると構造的に過少賃上げになりかねない。好業績の主要企業の経営者は現状に安住せず、自社および産業全体の賃上げのあり方を見直すべきである】


【後書き】
 確かに数字を見れば、景気は回復しているように見える。ただ、その内容としては「景気回復=個人消費の活性化」には繋がっていないのが現状です。マクロ的な「景気回復」を感じれない人が多いのも、「賃金が上がらない」からということですね。当然、給与に変化がないのに買い物に行こうと思うはずもない。

 賃上げが行われなくなった理由として、「環境が変われば企業も変わる」ということでしょう。いざなぎ越えを迎えるまで、企業も生き残りをかけて「人件費削減」に奔走した。更にグローバル化に対応する競争力を確保するために、人ではなく設備投資に力を入れてきた。この流れが主流となれば、企業側としても人件費より企業の存続・発展を望むようになるでしょう。

 企業が国際競争力の向上に目を向けるのも、一つに中国の存在が大きいからのようにも思います。「質」を求めてきた日本としても、「低コストで大量生産」を行う中国に消費者の目を奪われかねない事態になっている。中国の経済成長は目まぐるしく、日本企業が大打撃を受けているのも確かだと思います。

 労働組合や経営者の変化も賃上げ抑制の動きを助長している。来春「実質1%以上の成果配分」を求める組合側も、80年代は30%台だった推定組織率が昨年には18.7%まで落ちている。非正規労働者が1600万人であるのに対して、組合員は1000万人割れする勢いにある。経営者も「株主・投資家」の手前、賃上げより利益配分を重視するようになった。雇用者の気持ちを後押しする人たちが減ったというのも、実感のない景気回復を生んでいる理由でしょう。

 景気回復開始時と比較した終了時の雇用者報酬を割合で示したものが読売新聞に掲載されていました。景気回復が始まった「四半期の雇用者報酬」を100として、終了時の四半期でどのような水準になっているのか。

いざなぎ景気(1965年11月~70年7月)…215
バブル景気(1986年12月~91年2月)…132
今回(2002年2月~)…98

 見て分かる通り、いざなぎ景気で雇用報酬が2倍超になっているのに対して、今回は逆に減少している。国内総生産の6割が個人消費だと言われますが、これでは誰もが景気回復を実感するには程遠いですね。時代に沿って生活環境も変わるものですが、「豊か」の定義がいまいち見出せない世の中に将来の不安を感じてしまいます。


【参考資料】
日経新聞 11月27日社説【賃金出し惜しみの構造どう脱するか】
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