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Tue.

社説【6か国協議再開 平和的解決?制裁強化あるのみです】

【前書き】
 カテゴリーに「東亜」を追加したのは、先月だったと思います。6か国協議に北朝鮮が復帰する意思を示しましたが、米朝協議は難航し、一度は再開が見送りになるかと思われた。しかし、更に一転して年内の再開が打診されました。ただ、米朝にどんなやり取りがあったかは定かではありません。今回は、6か国協議再開について「これだけは言わせて!!」。
 
【今回のテーマ】
・(朝日新聞)
【北朝鮮の核問題をめぐる6者協議がようやく18日に再開されることになった】 

【共同声明】
・(朝日新聞)
【土台は昨年9月、6者協議がまとめた共同声明である。北朝鮮は核を放棄する。米国と日本は関係正常化への措置をとる。5者は北朝鮮にエネルギーなどを支援する。休戦状態を平和体制に変える協議をする。】

【核保有】
(読売新聞)
【2003年以降、北朝鮮は、約10発の核兵器を作るのに十分な量のプルトニウムを生産した。稼働中の原子炉では、毎年、核兵器1発分のプルトニウムを生産している。】
 ↓
【今日の事態を招いたのは、日本、米国、中国、韓国、ロシアの5か国に、共通の戦略がなかったことが大きな要因だ】

【課題】
・(朝日新聞)
【核の放棄には、原子炉などの稼働停止から最終的な施設の解体、それを監視する査察と、乗り越えねばならない課題は多い】

【米国の提案】
・(朝日新聞)
【ブッシュ大統領は「北朝鮮が核を放棄すれば朝鮮戦争の終結を宣言できる」とも述べた】
・(読売新聞)
【米国は、北朝鮮が協議出席の前提として求めた「金融制裁問題の解決」について、作業部会設置を提案した】

【各紙の見解】
・(朝日新聞)
【日本には拉致問題の解決という課題が同時にある。それには核問題での進展が必要であり、日本は5者の結束固めで積極的な役割を果たすべきだ。】
・(読売新聞)
【北朝鮮が6か国協議への復帰を決めたのは、制裁を緩和したいという狙いもあるからだろう。だからこそ、北朝鮮に核廃棄を迫る上で、制裁の維持、強化が有効な手段となる。】


【後書き】
 再開が危ぶまれた6か国協議は、何とか12月18日から行われます。何とかです。米国の妥協案に金正日がやっと首を縦に振った、というところでしょうか。中断していたものが再開されるのだから、とりあえずは「進展」なのかもしれない。朝日新聞は【局面をひとまず変えることができたのはよかった】、読売新聞は【展望は極めて厳しい】とそれぞれ述べています。繰り返しになるかもしれませんが、私なりに考えをまとめてみたいです。

 「とりあえず良し」と考える朝日さんの暢気さは相変わらずです。ただ、「核開発の凍結」を主張しているので、朝日さんの社説はそれほど聞き苦しい内容ではありません。確かに「北朝鮮の核廃棄」というメインテーマがあるわけですが、一向に協議が進展せず、北朝鮮に時間ばかり与えたのでは状況は後退し続けるだけです。平和的解決を求めるならば「まずは、凍結」を訴えるべきでしょう。当然、北朝鮮が簡単に核開発を凍結するとは思えない。私としては、そもそも平和的解決に賛成できないので、朝日さん向けの生温い見解なんですけどね。

 そこで読売新聞の一言に目を向けましょう。これまでの経緯を見ても「展望が厳しい」と考える方が正しいと思います。そもそも、北朝鮮が核保有国になれる資格なんてなかったんです。それでも強引に核開発を進めたため、国連で制裁決議が採択されました。しかし、北朝鮮は核保有国を主張して既成事実化を図っている。おそらく今回の復帰条件に「核保有国として」と主張しているでしょう。当然、そんなふざけたことをのめるはずがないので、1年以上も協議再開が遅れました。もちろん、米国の金融制裁に北朝鮮が反発していたこともあるでしょう。しかし、核開発も金融制裁も北朝鮮が蒔いた種です。米朝の意地の張り合いが続きましたが、強気な姿勢を崩さなかった米国が急に妥協し始めた。何故でしょう。

 まずは、イラク政策(戦争)の失敗で世論の反発を食ったことが挙げられます。北朝鮮とは何ら関係ないようですが、イラク戦争の是非を確かめた米中間選挙ではブッシュ率いる共和党が上下院で大敗しました。結果的に左側の民主党がブッシュ政権の足元を固めることになり、否応なしにブッシュは穏健路線に転換を迫られました。米国要人はイラク政策の誤りを認め、民主党が掲げる「平和的解決・建設的対話」に沿って北朝鮮に歩み寄ることになる。故に、北朝鮮が協議復帰を行うまで妥協に妥協を重ねるしかなかった。ブッシュとしては、2年後の大統領選までに何かしら結果を出さなければならないわけで、焦りはあるでしょうね。こうして見ると、米朝の立場はいつしか逆転している気がします。とても危ういことだと思います。

 平和的解決に賛成できない理由は、これまで韓国が太陽政策を行ってきたにも関わらず、一向に金正日は姿勢を改めなかったからです。結局、悪知恵しか働かない金正日に「これをあげるから私の言うことを聞いて」と言っても、「なるほど、態度を悪くするほど相手は譲歩してくれるんだ」と考えるでしょう。それでも韓国は太陽政策を維持しながら「きっといつか分かってくれる」と自己満足を続けていく。金正日に必要なのは、そのようなではなく鞭なんですよ。私は、北朝鮮の態度に改善が見られない以上、制裁を強化していくべきだと思います。北朝鮮の6か国協議復帰は「米国の妥協」という見方と「制裁逃れ」という見方があります。北朝鮮は、中韓露から支援を受けていますが、軍事面のみならず経済面にも力を入れたいのであれば金融制裁は痛手となる。米国のみならず世界各地で北朝鮮に関連する金融制裁が行われれば、金正日なんて「核を握った裸の大将」のままでしょう。金正日が制裁を嫌がっているならば、制裁を行う意味は大きいです。

 6か国協議は、北朝鮮の核廃棄を協議する唯一のテーブルですが、正直言って6か国協議を行う意味はないと思います。今ほど北朝鮮が脅威でなかった頃、「6か国協議で北朝鮮の核開発を止めさせよう」と対話路線を進むことを決めた。しかし、振り返れば、止めさせるどころか悪化しています。協議を続けることは、北朝鮮に「核開発していいですよ」と言っていることに等しい。それくらい強気な発言が欲しいんですが、悲しいことに左傾化が進んでいます。6か国協議の無意味さをもう一つ言うなら、北朝鮮を除く5か国の足並みが揃っていないことです。実質、米朝協議で中国が行司役なんですが、北朝鮮を挟んでいるのは「日米vs中韓露」という構図です。日米が北朝鮮に圧力をかければ、その強さを緩和させるように中韓露が支援を行う。こんなことを続けていても、北朝鮮が「核廃棄しなければならない」と自覚する日は一向に訪れないでしょう。北朝鮮の核廃棄が目的ならば、6か国と言わず、北朝鮮を支援する国を含めて非難すべきです。

 朝日さんは、最後に「核問題に進展なければ拉致問題を話し合うことはできない」と述べています。確かに核も拉致も北朝鮮が果たさなければならない問題であり、優先順位を付けるならば「核問題→拉致問題」となる。核廃棄が優先されるのも、拉致問題を協調しているのが日本だけだからです(日本が率先して問題解決に取り組んでいる)。ただ、北朝鮮にとって拉致問題は解決済みなんです。北朝鮮にとっては、日本が6か国協議に参加されることは面倒なだけ…実際に「日本が協議に参加しなければ、面倒が軽減される」と述べています。核問題と拉致問題は別です。6か国協議の共同声明で拉致問題に関することも明記されていたと思いますが、協議内で拉致を取り上げるのは進行を妨げることになりかねない。6か国協議で行わず、日朝間で協議すべきことでしょうね。

 北朝鮮の核廃棄、拉致問題解決を望んでいますが、展望は厳しいです。来週にも6か国協議が再開されますが、金桂寛の一人舞台にならないようにしっかり主張してほしいですね。


【参考資料】
読売新聞 12月12日社説【6か国協議再開 『北』に核廃棄をどう迫るのか】
朝日新聞 12月12日社説【6者協議 まず核の凍結を目指せ】



【関連エントリー】
社説【対北人権侵害啓発週間 拉致問題解決へ一歩ずつ近付きたい】
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23:01 | 国際 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

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