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社説【福知山線脱線事故報告 自分の命を誰かに預けることができますか?】

【前書き】
 JR福知山線脱線事故は、昨年の4月25日でした。私は、事故内容が掲載された文藝春秋を購入して読んだのを覚えています。本を読んでいるだけなのに、とても息苦しい思いでした。被害にあっていたら、或いは事故を目の当たりしていたら、相当な後遺症となって残る悲惨な事故でしたね。今回は、福知山線脱線事故報告について「これだけは言わせて!!」。
 
【今回のテーマ】
・(読売新聞)
【兵庫県尼崎市で昨年4月に起きたJR福知山線脱線事故で、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会が、事実調査報告書を公表した】


【報告内容】
(読売新聞)
【昨秋の中間報告は、制限速度を40キロ以上上回って事故現場のカーブに進入した状況を明らかにした】
 ↓
【報告書が重視したのは、現場手前の伊丹駅で72メートルもオーバーランしたことについて、車掌が列車無線で指令所に報告した交信内容に、死亡した快速電車の運転士が気をとられていた可能性だ】
 ↓
【運転士は車掌に車内電話で「まけてくれ」と頼み、車掌は、72メートルではなく「8メートル」と指令所に報告した】
 ↓
【指令員が直接、運転士に説明を求めた時に脱線した。運転士がブレーキをかけずにカーブに進入した直前と交信の時間帯が重なる。】
 ↓
【報告書は、運転士が過去にミスをした時に受けた再教育をいやがっていた事実を挙げている】


【JR西の怠慢】
(毎日新聞)
【福知山線では、カーブで速度超過を防ぐ新型ATSを事故前の05年2月から順次使用する予定だった】
 ↓
【しかし、工事担当の現場が工期が短いことを理由に使用開始を6月に遅らせ、安全管理部門はこれを追認していた】


【事故の可能性】
・(朝日新聞)
【調査委が現役の運転士50人を対象にしたアンケートでは、「列車無線に気を取られ、速度超過をしたり、しそうになったりした経験がある」と17人が答えていた】



【後書き】
 この惨事は、被害関係者でなくても鮮明に記憶に残っている事故だと思います。しかし、1年7ヶ月経ってやっと報告というのもおかしな話ですね。そんなに調査に時間がかかるものなのか?と疑問もありますが…最終報告は来春の予定のようです。この事故で明らかになったのはJR西日本の歪んだ体制です。金の話になれば、どこの企業でも汚い一面は持っているでしょう。しかし、人の命を預かる仕事でこの様な大事故が起きてはいけないはず。兵庫県警は、最終報告を参考に業務上過失致死傷容疑で立件する可能性があるようです。京橋電車区において、事故を起した高見運転士の運転技術は平均的だったことが分かっています。つまり、運転技術以外に事故原因があったわけです。

 その一つが日勤教育でした。実際に日勤教育を苦に自殺した運転士もいるほどです。高見運転士は、運転ミスで3回日の勤教育を受けていました。人の命を預かる身だけにミスは許されませんが、そのプレッシャーが結果的に脱線事故を引き起こしたと言えます。4月25日、脱線事故直前に高見運転士は伊丹駅で72メートルもオーバーランしていた。そのことを車掌が指令所へ報告する際、高見運転士は「まけてくれ」と懇願し、「8メートルのオーバーラン」と報告されました。その無線を高見運転士は傍受していたと思われます。そして、指令所が高見運転士へ直接説明を求めた際に脱線事故は起こりました。列車は、ブレーキをかけずにカーブへ進入し、脱線後マンションに激突。1両目は、2両目とマンションに挟まれ、押し潰されました。死者107名のほとんどが1・2両目の乗客でした。

 問題なのは、この事故が防げた可能性があることです。JR西日本は、事故現場に新型ATS(自動列車停止装置)の設置を予定していながら、書類チェックなどを理由に先送りにしていた。1人の運転士に600人の乗客の命を預けるには荷が重過ぎる。それを緩和するのが新型ATSでした。もし、脱線事故前に設置されていれば、この事故は防げたかもしれません。JR西日本の怠慢としか言えません。

 そして、過密ダイヤによる運転士への負担も事故原因とされています。オーバーランなどで時間をロスした場合、「回復運転」が義務付けられていました。つまり、失った時間を取り戻そうとオーバーペースで列車を走らせることになります。回復運転の技術も、一つの運転技術だという見方もありました。しかし、高見運転士は、そこでミスを重ねてしまったわけです。

 罪を償うにも運転士は亡くなっている。当然、責任追及はJR西日本に移るでしょう。人間は完璧ではないのだから、ヒューマンエラーの対策も必要なはずです。「これくらいなら大丈夫だろう」という隙が事故を引き起こすとも言えます。「命を預かっている」という自覚があれば、過密ダイヤ、新型ATS設置先送り、日勤教育など運転士に負担となることから改善していたのではないか。今更帰らぬ107名に対して、JR西日本はどう応えるのでしょう。脱線事故直後、JR西日本の報告は「私たちが悪いわけではない」と言いた気に置石説などを持ち出していた。脱線事故車輌に同乗していたJR西日本の関係者は、救出活動を行うことなく勤務先へ向かっていた。脱線事故当日、JR西日本天王寺車掌区の社員は、ボーリング大会を開いていた。探せば幾らでもあるJR西日本の悪しき体質。いつだって犠牲者が出てから見直されるという後手の対応ですね。

 滅多に電車に乗ることはありませんが、乗った際は後ろの車輌に乗るようになりました。「自分の命は自分で守らなければならない」とは時代錯誤な印象がありますが、少しでも危機感を持って生活するようにしています。
 

【参考資料】
読売新聞 12月20日社説【尼崎事故報告 異常運転の背景が見えてきた】
朝日新聞 12月20日社説【脱線事故調査 JRの説明が聞きたい】
毎日新聞 12月20日社説【JR事故報告 鉄道全体の安全対策に生かせ】
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22:39 | 社会 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

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Comments

# 福知山脱線事故について
この事故の記事を読みますと新型ATSをつけていれば、起きなかったかもしれない。などと書いてありますが私はこの記事を見るたびに、それはしょうがないだろ~と思います。
また天王寺車掌区の社員がボーリング大会を開いていた事を記事にしてどうなるんだ!と思います。業務の無い日に行っていたため全く問題ないのでは…
この事故の記事に天王寺車掌区のボーリング大会を書く必要は無いと思います。
オーバーランした後に、運転士と指令が無線で通信した事について、無線で通信するのは、駅なので止まった時にするようにするべきだとは思いました。
by: しょうた | 2006/12/22 23:02 | URL [編集] | page top↑
#
 しょうたさん☆コメントありがとうございます。

 「それはしょうがないだろう~」と思う意味が分からないので何とも答えようがないですね。天王寺車掌区社員がボーリング大会を行っていた件は、自分等が所属しているJR西日本で重大事故が起きているのに「無神経でしょ」と言いたいんですよ。それ以外にもJR西の対応には首を傾げたくなるものが多い。
by: 無名 | 2006/12/23 01:58 | URL [編集] | page top↑
#
確かにJR西日本は対応が悪いと思います。
しかし、天王寺車掌区がボーリング大会を開いていた時に、あの大事故が起きてしまった。
しかし、大事故が起きたからといって、その社員たちは何もできないわけです。
そのため、私はあのように思ったわけです。
あと、ATSの事で私が、しょうがないだろ~と言いました。あれに関しては、「もしこうだったら…」などと言い出したらきりがありません。
もし運転士が違ったら…。もしオーバーランをしていなかったら。などなど他にも、もし○○だったら。と出てきてしまいます。
だから私はそれを言ってもしょうがないんじゃ無いか?と思った訳です。
by: しょうた | 2006/12/23 17:35 | URL [編集] | page top↑
#
 しょうたさん☆コメントありがとうございます。

 社員達が何もできないからと言って「じゃぁボーリングでもするか?」と思うこと自体が無神経だと言いたいわけです。「自分の家族が被害に遭っていなければどうでもいいや」と言っているようなものでしょう。少なからず自分等に関係あるJR西日本が引き起こした事故なんだから、自粛するのが普通だと思います。あくまで「私だったら」という話です。

 確かに「事故回避の可能性を今更言ってもしょうがない」とは思います。ただ、JR西日本の怠慢を指摘するために仮説を挙げているだけの話。大事故を引き起こしたJR西日本に対して「しょうがないね」で済ませるわけにはいきません。
by: 無名 | 2006/12/24 01:11 | URL [編集] | page top↑

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