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Tue.

社説【6か国協議 妥協を続けることで解決するのか!?】

【前書き】
 北朝鮮の動向は、どうしたものか。核放棄の初期段階の措置は、4月14日が期限だったにも関わらず、北朝鮮は核施設の稼働停止を行わなかった。その理由として、バンコ・デルタ・アジアに凍結されている2500万ドルの返還が行われなかったからだとした。今回は、6か国協議について「これだけは言わせて!!」。


【今回のテーマ】
・(読売新聞)
【核放棄への最初の一歩とすべき「初期段階の措置」を取る「60日」の期限が過ぎた。だが、北朝鮮は肝心の核施設の「活動停止と封印」を実施せず、核施設の凍結を監視、検証する国際原子力機関(IAEA)の査察官も復帰していない。】

【核放棄と金融制裁】
(読売新聞)
【金融制裁は、北朝鮮に対する「圧力」だ。米国は2年前、北朝鮮の不正行為に関係したとして、マカオの銀行に、米国銀行との取引を禁止する処分を下した。米国の処分を恐れ、北朝鮮口座を凍結する動きは世界の銀行に広がり、北朝鮮に大きな打撃を与えたとされる。ブッシュ米政権は、この圧力を緩める政策転換に踏み切った。北朝鮮の要求を受け入れ、マカオの銀行の凍結資金2500万ドル(約30億円)を全額返還するという妥協をした。】
 ↓
【金融制裁に反発した北朝鮮がミサイル発射と核実験を相次いで強行し、かえって核拡散の脅威が高まったとの認識が根底にある。だが、この譲歩が、目論見(もくろみ)通りの成果をあげたとは言い難い。米国は、資金返還の具体化という技術的な問題を1か月もの間、解決できず、米国内の手続きや、中国との事前の調整が不十分だった内情をさらけ出した。「初期段階」の日程がもたついた責任の一端は、米国にもある。】

・(朝日新聞)
【そもそも口座が凍結されたのは、北朝鮮の資金洗浄疑惑などのせいだ。核をめぐる6者協議と関連づける北朝鮮の主張は、筋違いと言うほかない。2月の6者合意でも、口座凍結問題に触れたくだりはない。そうではありながらも、米国は凍結の全面解除を認めた。ここは金融面で北朝鮮に譲ってでも、核問題で何とか前に踏み出したい。そういう政治判断があってのことに違いない。】

・(産経新聞)
【米国はBDAの北朝鮮口座の全面凍結解除と資金の直接返還を容認したが、米金融機関がBDAや北朝鮮と取引することは依然認めていない。実質的な対北金融制裁は続くとみたいが、そうでなければ問題だ。米国の対北金融制裁は、資金洗浄などの違法行為に対する法の執行措置であり、本来、6カ国協議とは別の問題であった。】


【北朝鮮の対応】
・(読売新聞)
【北朝鮮は、優位に事態が進んでいると考えているのではないか。北朝鮮は、制裁解除を確認後、核施設の運転中止と査察官受け入れへ、行動するとしている。訪朝した米民主党の有力者のリチャードソン・ニューメキシコ州知事には、資金返還の「翌日」から、合意履行に着手すると説明し、30日間の期限延長を求めたという。】
・(産経新聞)
【北朝鮮の労働新聞は、日本政府が対北制裁半年延長を閣議決定した10日、「日本の外相らが“拉致問題”の解決に全力を尽くすなどとわめいている」「安倍内閣は“拉致問題”を政治的な命綱とする哀れな政権である」「卑劣な術策で“拉致問題”に必死にしがみついている」などと口を極めて日本政府をののしり、「拉致問題は解決済み」との強弁を繰り返した】



【後書き】
 これまで何度も6か国協議の無意味さをエントリーしてきました。北朝鮮のわがままをどこまで聞いてあげれば済むのか…先が見えない。

 一つ言いたいのは、「核放棄と金融制裁は別問題」ということ。核開発にしろ、マネーロンダリングにしろ北朝鮮が利己主義的に他国をおとしめる戦略を進めているわけで、それを取り締まるのは当然のこと。しかし、北朝鮮は「金融制裁解除を行わなければ核施設の稼働停止・凍結を行わない」と言い出した。この要求を米国は、のんだ形になりました。とてつもない妥協だと思う。

 当初、米国は「核放棄、核施設の稼働停止を行えば金融制裁を解除する」と述べていた。しかし、ブッシュの強硬姿勢は米中間選挙で転換期を迎える。イラク政策の失敗を国民より厳しく指摘され、共和党の議席は民主党へ奪われることになる。以後、民主党の穏健路線「建設的対話」を進めることになる。北朝鮮は、将来的に米本土にも到達する弾道ミサイルの開発を進めると見られる。現時点で、日本全土を射程とするミサイルを所有している北朝鮮を一刻も早く説得する必要がある。様々な思惑の中での「焦り」が金融制裁解除という妥協を生んだのではないか。

 ただ、金融制裁を全面解除し、2500万ドルが金正日の手中へ渡ったとしても、今後も米金融機関が北朝鮮と取引することはない。その米国の姿勢を世界中が支持すれば、結果的に北朝鮮を追い込むことになる。もちろん、そのような性善説で語れる世の中でないことは分かっていますが…。6か国協議と言っても、北朝鮮を支援する中韓露、北朝鮮を批判する日米という構図だった。そこへ、米国が北朝鮮との交渉で妥協を見せ始めた。北朝鮮としては、未だに対北制裁を続ける日本が邪魔で仕方がないでしょう。

 産経新聞が取りあげていますが、「対北制裁の延長」は当然の措置だと思います。これに対して北朝鮮は、日本を批判する声明をだしている。筋違いにも程がある。そもそも「金融制裁解除で核放棄を行う」という考え方は異常過ぎる。駆け引きするにも、両方が北朝鮮の過ちでしかない。「マネーロンダリングを許してくれたら、核放棄するかも!?」と言っているようにしか私には聞こえません。そんな対話を真面目に行っている6か国協議は、どう考えても無意味としか思えない。


【参考資料】
読売新聞 4月16日社説【6か国協議 「北」は約束を履行しなかった】
朝日新聞 4月14日社説【北朝鮮の核 早く合意の実行に戻れ】
産経新聞 4月12日主張【対北朝鮮制裁 対話のためにも圧力必要】



【関連エントリー】
社説【金融制裁解除 歴史は繰り返されるのか】
社説【6か国協議目前 米国の動向が気になる】
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