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Wed.

社説【6か国協議 米国が判断を誤らなければいいが】

【前書き】
 6カ国協議は、まだやってたのか?と唖然としてしまう。どうみても北朝鮮の思う壺なんですが、強硬姿勢になれない米国にとって、譲歩し続けても得なければならない成果がある。結局、行き着く先は政治、そして利権か名誉か…。北朝鮮というより金正日が核に頼るのも理由があるわけで、米国を始め各国の政府が良し悪しだけで動けないのも分からなくもない。今回は、6か国協議について「これだけは言わせて!!」。

・(産経新聞)
【・韓国からの重油の第1便が北朝鮮に到着し、国際原子力機関(IAEA)の査察団が現地入りしたのを受け、北が寧辺の核施設の稼働を停止したとの連絡が米国にあったという。

・北の思惑に対する新たな疑念は、朝鮮人民軍板門店代表部がここへ来て突然、米朝軍事会談を提案してきたことからも生じている。提案の中で北側は、米国が核問題を口実に北朝鮮に圧力を加えるなら、6カ国協議は吹き飛ぶ-などともし、今後、駐韓米軍の撤退を新たな取引材料にするのではとの疑惑も生んだ。

・2月の6カ国合意には、すべての初期段階の措置を「並行してとる」と明記されている。その中には日朝協議開始も含まれている。拉致問題を後回しにすることは合意違反である。日本政府の「拉致問題の進展なくして経済支援なし」の原則は、2月の協議でも了解されたはずだ。「次の段階の措置」で、数々の新たな対北経済支援問題が出てこようが、政府はこの大原則を曲げるべきではない。

・北朝鮮の核放棄へ向けた「初期段階の措置」である核施設の活動停止を受けて開かれた6カ国協議は、停止した核施設の“無能力化”など「次の段階の措置」の実施期限を議長声明に盛り込むことができなかった。初期段階の措置は「60日以内」という期限が設けられたが、実際は3カ月も遅れた。それよりはるかに困難が予想される「次の段階の措置」に期限を設けられないようでは、実施はいつになることやら見当もつかない。

・イラク問題に手を焼くブッシュ政権は、残り1年半の任期中に何とか北朝鮮問題では成果をあげ、得点としたい考えだといわれる。しかし、形だけの成果では将来に禍根を残すだけで、逆に失点と批判されることだろう。米国が次々と譲歩・妥協することを知った北朝鮮は、これからも見返り要求を強めるに違いない。国際金融機関からの対北融資に道を開くテロ支援国家指定の解除は、最優先項目だろう。】


・(朝日新聞)
【・2月合意を「真剣に実施する」と6者で確認したのは、当然のこととはいえ、好ましい展開だ。8月末までに五つの作業部会、9月初めに6者協議を開き、実施の行程表をつくることになった。できるだけ早く6者の外相会合を開くことでも一致した。

・だが、「申告」と「無能力化」をいつまでに終えるかという日時の目標は設定できなかった。この二つの措置は、北朝鮮が再び核兵器づくりに戻れないようにするためのものだ。実行の期限を切れなかったのは残念だった。

・6者協議のほか、米朝などの二国間対話で、かなり突っ込んだ意見のやり取りがあったようだ。合意の実行に向けて、作業部会で技術的な問題を含めて細かく詰めてもらいたい。その際に大事なのは、北朝鮮と5者がそれぞれ取るべき行動を段階ごとに決めて、綿密に組み合わせていくことだ。

・核計画の「完全な申告」というが、北朝鮮はいまの核危機のきっかけとなったウラン濃縮の計画を認めていない。だが、少なくともパキスタンから濃縮装置が渡ったといわれる。申告では、こうした疑惑を解いてもらわねば困る。

・核の放棄という目標に向けて6者協議を動かしていく中で、日朝作業部会も活用し、話し合っていくしかあるまい。】


・(読売新聞)
【・北朝鮮の核施設凍結に続く「次の段階」の措置をめぐる具体的な論議には入れず、焦点だった「次の段階」の履行期限目標は設定できなかった。


・北朝鮮は核開発で獲得したものは何一つ放棄していない。核計画の申告や、核施設の無能力化が実行されたとしても、その先に、核兵器とプルトニウムなど核物質の廃棄という核心の交渉がある。

・北朝鮮は「初期段階」の措置の履行では、「60日以内」という期限を守らなかった。米国に金融制裁の解除を要求し、マカオの銀行で凍結された資金の全額返還が実現するまでテコでも動こうとしなかった。現に、2月合意の完全な履行は、日本と米国の行動次第だとして、「敵視政策を解消する実際的な措置」をとるよう求めている。狙いは、テロ支援国指定解除や経済制裁解除だろう。「次の段階」で履行期限を設けても、見返りの要求が通るまで実行しようとはしまい。

・米国には、合意を急ごうとする姿勢が目立つ。だが、完全な核廃棄へ確かな行程も見えない現状では、安易に妥協を急いではならない。】

【後書き】
 「6か国協議を行う意味がない」というのが、これまでの私の主張です。かつては、悪の枢軸と北朝鮮を名指ししたブッシュは、大統領選までの成果として北朝鮮問題の解決を具体化させようとしている。最早、6か国で協議を行う意味もなく「米朝の二国間対話で好きにしてください」とさじを投げたくなる。

 2年前に行われた郵政解散選挙(第44回衆院選)は、9月11日に投票が行われたが、私の中で9・11と言えば米同時多発テロです。その非人道的なテロ行為の報復として、イラク侵攻まで行ったブッシュだったが実は裏があった。イラクでの大量破壊兵器保有は、米政府が関与した情報操作だった。テロへの報復に7割超の国民の支持を得ていたが、イラク戦争によるイラク市民の大量被害という現実にブッシュ政権への批判が続いた。挙句、イラク政策の是非が問われた中間選挙でブッシュ率いる共和党は大敗。「急いてはことを仕損じる」ということわざがありますが、米国がこのまま北朝鮮政策で成果をあげれるとは思えない。

 北朝鮮側からも少し見てみましょう。金日成から後継者として選ばれた金正日ですが、健康に問題があるとも言われる。公式の写真撮影で激痩せしたとも言われるし、実は偽者が何人もいるとも聞きます。年齢的にも後継者問題が出てきてもいいわけですが、混沌とした今の北朝鮮を継ぐことができる人材がいない。何名かの息子はいますが、金正日ほど悪賢さが足りないのかもしれませんね。

 一国家として見れば、どうしようもない北朝鮮ですが、日本も戦中戦後を考えればとても立派な国とは言えなかった。だからって、拉致だの貨幣偽造だの多めに見るべきだという話ではありません。駄目なことはダメですが、言って聞く耳を持つほど金正日はバカじゃないでしょう。地上の楽園というキャッチフレーズがどこからわいてきたのか知りませんが、北朝鮮ほど時代錯誤な国もあまりないでしょう。現在の北朝鮮が数十年前の日本と似たような道を歩んでいるようにも見える。

 北朝鮮は困窮してますが、6か国協議で優位な立場にいる。それも核の存在でしょう。本来、核兵器は使用することに意味があるというのは現実的な話ではないです。保有して抑止力とすることが核保有の利点だと考えます。北朝鮮は、ウラン型、プルトニウム型双方の核開発を粛々と行いながら、核実験・核保有まで行き着いた。なめてたのかなぁ。使えようが使えまいが核保有国となった北朝鮮に米国は譲歩するしかないのが現状です。

 先ほど、北朝鮮が数十年前の日本と同じ道を歩んでいるように見えると述べましたが、決定的に違う点は核を保有したかどうかです。現時点での日本の技術があれば一年足らずで核を保有することができると言われる。保有してしまえば、天狗でしょうか。恐れることを知らない金正日は、次々とわがままを押し付けてきている。せめて中韓露が北朝鮮の行為を善しとしなければ、今頃6か国協議は終わってるわけですが、そう簡単な話ではない。

 現時点では、北に同調する中韓露、北に譲歩姿勢の米という構図でしょうか。唯一日本だけが、北朝鮮に楯突いていると見られている。拉致問題が未解決な時点で、日本が北朝鮮に譲歩する理由はないわけですが、日本の立場はどうみても劣勢でしょう。

 各紙を見てみましょう。

 順番的に右派、左派、中道で貼り付けました。「拉致問題の進展なくして経済支援なしという原則を堅持すべき」という産経新聞、「拉致問題、核放棄に向けて日朝作業部会も活用すべき」という朝日新聞。気になるのは語尾ですよ。

・実行の期限を切れなかったのは残念だった
・申告では、こうした疑惑を解いてもらわねば困る
・日朝作業部会も活用し、話し合っていくしかあるまい

 以上が朝日新聞社説の一部ですが、どうにも生温く感じるのは私だけでしょうか。「しょうがないか」的で自己解決しているような緩い言い回しは、さすが朝日新聞。批判してたら切りがないのでこれ以上言いませんが、朝日新聞の論者に北朝鮮の行為を正そうという意思はないんでしょうね。

 産経新聞、読売新聞に関して特に付け加えることはありません。

 ボールは北朝鮮側にあったんですが、いつの間にか米国側にあるようにも見える。今後の北朝鮮、金正日政権は米国次第でしょう。日本は、原爆2発で完膚なきまでにやられ、つい先日閣僚内から「しょうがなかった」発言が飛び出すほどです(当然、久間さんは責任をとって辞任したわけですが)。久間発言の前後の文章を知らないので何とも言えませんが、結果論として「しょうがなかった」という視点に立てないわけではない(かなり苦しいですが)。ただ、原爆を落とさなくても日本の敗北は見えていたし、偉大なる米国の見せしめとして落とされたとも思える。

 戦争に正義はありません。先日、地上波でティアーズ・オブ・ザ・サン(主演:ブルース・ウィルス)という映画を見ました。数年前なら純粋に感動できたんだろうけど、プロパガンダというかコラテラルダメージというか(的確な言葉が思い浮かびません)複雑ですね。米国の視点で描けば、どうしてもこういう風になるのはしょうがないわけで、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島の手紙」と「父親たちの星条旗」は日米双方の視点で描かれているのは画期的だとも思える。

 かつてより私は金正日体制の崩壊を願ってきましたが、それにより指揮系統は軍に移るでしょう。核兵器を使わないにせよ日本にミサイルが飛んでくる可能性はある。中国だって北京が狙われる危険がある。故に建設的対話を進めざるを得ないわけですが、根本的に支援を受ける権利なんてない金正日の懐が肥えていくことに理不尽さを感じずにはいられない。  


【参考資料】
読売新聞 7月21日社説【6か国協議 「北」の核廃棄へ楽観は禁物だ】
朝日新聞 7月21日社説【6者協議 次は核施設を使用不能に】
産経新聞 7月16日主張【6カ国協議 北朝鮮のペースに乗るな】
産経新聞 7月21日主張【6カ国協議 会合の無能力化が心配だ】


【関連エントリー】
社説【6か国協議 妥協を続けることで解決するのか!?】
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19:34 | 社説(編集中) | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

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